Waseda Weekly早稲田ウィークリー

早稲田の学問

食品廃棄物の有効利用 

環境・エネルギー研究科修士課程1年
橋本 岳 (はしもと がく)
▲環境・エネルギー研究科 修士課程1年 橋本 岳

▲環境・エネルギー研究科 修士課程1年 橋本 岳

環境・エネルギー研究科では、身近にある環境問題やエネルギー問題を解決するために、文系と理系双方からのアプローチによってさまざまな研究が行われています。

所属する研究室では、環境に配慮した設備や仕組みなどを研究しており、私は食品廃棄物の有効利用について研究しています。食品廃棄物といっても製造時に発 生するものもあれば、レストランや家庭からの生ごみもありますが、中でも私が注目したのは、ビール、焼酎などのお酒やジュースを製造する際に発生する搾り かすです。これらの有効利用法としては飼料化や肥料化が一般的ですが、水分を多く含むため乾燥時に膨大なエネルギーが必要です。

 

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リサイクルのために多大な エネルギーを使うことは逆に環境に良くありません。そこでエネルギー効率の良い仕組みを考えています。乾燥せずそのまま豚など家畜の飼料にしたり、発酵 後、残った排水を下水処理する方法を研究中です。ちなみに焼酎かすを食べて育った豚は肉質が良いといわれています。

 

▲研究生活に連れ添うもの② 4月に買ったパソコンは今や研究に欠かせません

▲研究生活に連れ添うもの② 4月に買ったパソコンは今や研究に欠かせません

廃棄物をただ捨てるのはもったいないです。環境やエネルギーに配慮して、無駄なくメリットがある資源の有効利用の仕組みを構築したいと考えています。

 

 

 

▲研究生活に連れ添うもの③  大好きなビールも研究材料の一つ

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