Waseda Weekly早稲田ウィークリー

早稲田の学問

(324)「発言」して論理的思考を磨く

多国籍企業研究ゼミ

社会科学部3年 根目沢 俊樹 (ねめざわ としき)

根目沢さんIMG_3297[1]

このゼミの特徴は、学んでいる内容とゼミの進め方にあります。

まず、学んでいる内容についてですが、私たちは、多国籍企業の研究を行いながら、国際経営戦略を学んでいます。私は、従来の経営学ではなく、「国際」経営を学ぶ意義は大きいと感じています。皆さんの周りのさまざまな製品を見ていただくと、「企画やデザインは日本やアメリカ、製造は中国やブラジル」という製品がかなり多いと思います(気になる方はiPhoneの裏をご覧になってみてください)。このように、ボーダーレス化が進んでいる現代においては、企業の事業活動が一つの国でとどまることは稀なケースといえます。そういったことからも、学生のうちから、活動の舞台を「自国」ではなく「世界」と捉え、広い視野を持って学んでいくことは、将来どの道に進むにしても、非常に重要になると感じています。

次にゼミの進め方ですが、長谷川教授の指導方針として、「発言」が重視され、ディベートやディスカッションが活発に行われます。「なぜ」という言葉を自分の中で繰り返すことにより自分の意見を客観視し、相手の主張が本当に正しいのかどうかを確認することで、議論の本質を見抜けるようになり、かつ論理的思考を磨くトレーニングにもなります。ここで身に付く論理的思考力は、相手を説得する際や協力を求める際など、普段の生活の中でも生きてくる能力だと思います。

最後になりますが、このゼミの卒業生には「世界」を舞台に活躍されている方が数多くいます。あなたも「世界」を意識した学びに、長谷川ゼミで取り組んでみませんか?

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