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“デリバリー”も工夫しよう

先日、ピザ好きの夫のためにピザを作ってみることにした。さまざまなレシピを読み、またYouTubeを見てシミュレーションをした。トッピングはサラミ、マッシュルーム、チーズに決定し材料を買いに出掛けた。帰宅後はもう一度動画でピザ作りの流れを確認し、生地を作り始めた。こね始めたところ、どうも動画のようにはいかない。のし台から生地が離れないし、動画をチェックしたくても手がベタベタで携帯のスクリーンを触れない。イライラしてきたが、もう一度作ることにした。二度目は何とか生地らしいものができたが、体力も時間も無くなってきたため、おざなりにトッピングをのせてオーブンに入れた。間もなくして夫が帰宅したので急いで、そこら辺に置いてあったまな板にピザを載せて食卓へ届けた。「今日はピザだね」と、あまりにも普通の反応でがっかりした。でもあれほど時間を掛けて作った割には見た目も悪く、たしかに褒められるものではないなと自分でも思った。

時々学生のプレゼンテーションで「惜しい」と思うことがある。たくさん調べて準備したのは推し量れるが、いかんせん伝え方やパワーポイントが丁寧でないために、聞き手に内容が伝わらないのである。せっかくたくさんの時間を掛けて準備したのだから、最後のデリバリー(=届け方)までしっかりと気を配らなければ台無しにしてしまう。調べる時間に加えて、パワーポイントを作成する時間と伝え方を工夫する時間を十分に確保しなくてはいけない。

次は、盛り付けと食卓の飾り付けの時間を確保して、ピザ作りに挑もうと思ったのである。

(Y.A.)

第1122回

早大生のための学生部公式Webマガジン『早稲田ウィークリー』。授業期間中の平日は毎日更新!活躍している早大生・卒業生の紹介やサークル・ワセメシ情報などを発信しています。

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