Waseda Weekly早稲田ウィークリー

早大生リポート

長野・木島平村で、遊んで学んで恩返し

イケイケ地域交流サークル「わせだいら」

緑あふれる木島平の初夏は特にお気に入り

会計
文化構想学部 4年 入江 優奈(いりえ・ゆうな)

雪解け水の冷たい田んぼを素足で感じること。
中学生と恋バナをすること。
狂ったように焼き鳥を作り続けること。
役場の方と肩を抱き合って歌うこと。
みんなで夜通し語ること。
「また来いさ」とおじさんからぶっきらぼうに言ってもらうこと。

これらは全て私たちの愛する「木島平村」での出来事です。

私たち「わせだいら」は、長野県北部に位置する木島平村で活動しているサークルです。活動内容は、村の方との交流、農作業、祭りの準備、イベント企画、村のPRなど多岐にわたります。その中で、私たちが大事にしているモットーは「遊びながら学ぶ」ことと、「ボランティア団体ではない」ことです。

バーベキューの用意。火がなかなかつきません

もともと継続的に木島平で関わっていくことを目的として生まれたサークルなので、活動の継続はマストです。継続するためには、自分たちが楽しむことが不可欠だと考えています。もちろん、全力で楽しむには役場に提出する書類作成や各種保険の申請など、煩雑な仕事も多いです。しかし、楽しむことがゴールにあるからこそ煩雑なことも頑張れて、知らない間にいろんなことを知ったり、できるようになっていったりする。これが「遊びながら学ぶ」の姿勢です。

そして、もう一つ大事にしている「ボランティア団体ではない」こと。ボランティアを否定する気は毛頭ないのですが、ボランティアには「してあげる側」と「してもらう側」がニュアンスとして生まれがちだと思います。一方、私たちは、木島平の皆さまの生活に勝手にお邪魔して、勝手に楽しませてもらっているだけです。むしろ、ボランティアしてもらっている側なのです。しかし、だからこそお世話になった村の人たちに喜んでほしいから「何か」をします。つまり、恩返しみたいなものなのです。それがいわゆる「ボランティア的地域活性化活動」のように見られるのかもしれませんが、決してボランティアではありません。

一人一人が当事者意識を持って活動しているサークルです。ものすごくアクティブで、ものすごく考えます。自称「イケイケ地域交流サークル」です(※健全です)。自分たちの思うままに、これからも楽しんでいきたいと思います!

昨年9月の「早稲田地球感謝祭2017」では、木島平の日本酒を販売しました

【公認サークル情報】
◆サークル名称:わせだいら
◆団体区分:同好会
◆サークル創設年:2013年
◆ジャンル:その他の文化
◆サークル活動日:2週間に1回程度ミーティング、年数回木島平村で活動
◆構成人数:21名(男女比3:1) 2018年3月現在
◆Webサイト:http://wasedaira.sub.jp/

早大生のための学生部公式Webマガジン『早稲田ウィークリー』。授業期間中の平日は毎日更新!活躍している早大生・卒業生の紹介やサークル・ワセメシ情報などを発信しています。

Page Top
WASEDA University

早稲田大学オフィシャルサイト(https://www.waseda.jp/inst/weekly/)は、以下のWebブラウザでご覧いただくことを推奨いたします。

推奨環境以外でのご利用や、推奨環境であっても設定によっては、ご利用できない場合や正しく表示されない場合がございます。より快適にご利用いただくため、お使いのブラウザを最新版に更新してご覧ください。

このままご覧いただく方は、「このまま進む」ボタンをクリックし、次ページに進んでください。

このまま進む

対応ブラウザについて

閉じる