レゴを通して幅広く活動中
「早稲田レゴブロック研究会」
大学院基幹理工学研究科 修士課程 2年 河原 慶嗣(かわはら・けいし)

レゴで制作した早稲田大学シンボル。筆者がメインで設計しました
早稲田レゴブロック研究会は、2022年に設立された新しいサークルです。私たちは誰もが知っているおもちゃのレゴを余すことなく楽しみ、その魅力を多くの人に伝えるために活動しています。小さい頃に遊んでいたレゴをまたやってみたいという人から、レゴで本格的に創作活動をしている人まで、早大生を中心にいろいろな大学から個性豊かなメンバーが集まり、各自が好きなペースで参加しています。
私たちの活動内容は大きく分けると二つあります。一つ目はレゴを用いた作品の制作です。ひとえに作品といっても非常にたくさんの種類があり、ブロックを組み合わせた芸術作品から、玉転がし装置など実際に動かすこともできる作品もあります。サークル員みんなで協力して大きな作品を制作するので、完成したときは多くの達成感を得ることができます。
二つ目はレゴ作品の展示です。早稲田祭や学外の展示会に出展する他、商業施設などから依頼を受けて展示することもあります。私たちの作品を見た数千人もの方に温かい言葉をいただけるとともに、他大学のレゴ部や個人でレゴをしている方などいろいろな人と交流ができる点が魅力です。
写真左:サークル員みんなで一年間かけて制作した東京ディズニーリゾートのジオラマ。縦幅1m、横幅2mほどあります
写真右:巨大な玉転がし装置の作品。レゴ社から発売されているモーターなどを使い、玉を運んでいく仕掛けとなっています
他にも、レクリエーションとしてレゴのイベントやお店に足を運んだり、「First Lego League」というレゴのロボットコンテストの運営サポートをしたり、さまざまな活動を行っています。
私は早稲田レゴブロック研究会設立の初期から関わっていますが、設立当初はなかなかメンバーが集まらず、苦労の日々でした。そんな中でも、早稲田祭で作品を出展するなど地道に活動を続けることで次第に知名度もアップし、今ではたくさんの部員や応援してくださる方々に恵まれて活発に活動できるサークルとなりました。

2024年早稲田祭の展示の様子。多くの方に来場いただき、大いににぎわいました
現在は、初心者のサークル員でも安心して活動できる環境を作り、合宿や懇親会のような作品制作以外のイベントも企画して、サークルをさらに発展させています。皆さんも一度は触ったことがあるレゴを、サークルという場でもう一度始めてみませんか。
【公認サークル情報】
◆サークル名:早稲田レゴブロック研究会
◆団体区分:同好会
◆サークル創設年:2022年
◆ジャンル:趣味
◆活動日時:週1回(曜日不定)
◆構成人数:約40人
◆活動場所:西早稲田キャンパス(平日)、学生会館(休日)
◆Instagram:@w.legoblock
◆X:@w_Legob