本学学生・校友の4名が、東京2020大会で旗手を務めることが決まりました。
7月23日のオリンピック大会開会式では、日本選手団旗手をスポーツ科学部4年の須崎優衣選手が、フィリピン選手団旗手を校友の渡邊聖未選手(2019年スポーツ科学部卒業、アドヴィックス 所属)が、それぞれ務めます。
須崎選手は、五輪等で活躍する選手育成を目的に日本オリンピック委員会(JOC)が設立した「エリートアカデミー」に、中学2年生で入校し、2017年・2018年の世界選手権を連覇しました。新型コロナウイルスの影響で開催が延期された今年4月のアジア予選を快勝し、レスリング女子50キロ級で初の五輪出場が決まっています。

須崎優衣選手
渡邊選手は、父が日本人、母がフィリピン人で、フィリピンで生まれました。本学在学中には、第18回アジア競技大会で銀メダルを獲得。渡邊選手は、柔道女子63キロ級のフィリピン代表として初の五輪出場です。

渡邊聖未選手
8月24日に開幕するパラリンピック大会では、開会式の日本選手団旗手を男女2名が務めることになっていましたが、校友の岩渕幸洋選手(2017年教育学部卒業、協和キリン所属)と谷真海選手(2012年スポーツ科学研究科修了、サントリーホールディングス株式会社所属)が選ばれました。
岩渕選手は、2016年のリオデジャネイロ大会から2大会連続の出場で、卓球男子シングルス(MS9)で内定しています。「“金メダル以上”を目標に掲げて臨みたい」と語っており、メダル獲得も期待されます。

岩渕幸洋選手
谷選手は、パラ陸上で2004年から3大会連続でパラリンピック大会に出場。2013年の東京2020大会の招致委員会プレゼンテーターを務めました。2016年にパラトライアスロンに転向し、今回の東京大会では、パラトライアスロンの運動機能障害クラス(PTS5女子)で内定しています。

谷真海選手
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旗手を務める選手の情報
【オリンピック大会】
須崎優衣選手 日本選手団旗手
スポーツ科学部4年、レスリング女子50キロ級 出場
渡邊聖未選手 フィリピン選手団旗手
2019年スポーツ科学部卒業、柔道女子63キロ級出場(フィリピン代表)
【パラリンピック大会】
岩渕幸洋選手 日本選手団旗手
2017年教育学部卒業、卓球男子シングルス(クラス9)出場
谷真海選手 日本選手団旗手
2012年スポーツ科学研究科修了、トライアスロン運動機能障害クラス(PTS5女子)出場