7月2日、日本陸上連盟は、東京2020大会陸上の追加内定選手を発表し、本学校友の伊東利来也選手(三菱マテリアル所属、2021年スポーツ科学部卒業)と、寺田明日香選手(ジャパンクリエイト所属、2017年人間科学部通信教育課程卒業)が選出されました。
伊東選手は、今年5月のシレジア2021 世界リレーにも出場し、代表入りが有力視されていたところ、見事、男子4×400mリレーのメンバーで日本代表に内定しました。

男子4×400mRに内定した伊東選手=2019年、ドーハ(共同通信)
寺田選手は、6月の木南道孝記念陸上大会で12秒87の日本記録を更新したものの、参加標準記録(12秒84)には0秒03届きませんでした。しかし、今回の世界ランキングによる第二次内定選手発表で、見事女子100mハードルの日本代表に内定しました。

女子100mHに内定した寺田選手=2021年6月日本陸上選手権第3日(共同通信)
伊東選手、寺田選手、ともに初の五輪出場です。
プロフィール
伊東利来也(いとう りくや):
1998年千葉県生まれ。2021年早稲田大学スポーツ科学部卒業。自己ベストは、400m:45.79(2018年9月、日本学生対校選手権)。2019年、世界選手権出場。2021年5月、「シレジア2021世界リレー」男子4×400mリレーに日本代表として出場し、銀メダルを獲得。また5月の「東京2020オリンピックテスト大会」で男子400mに出場し、2位に入賞した。
寺田明日香(てらだ あすか):
1990年北海道生まれ。2017年早稲田大学人間科学部通信教育課程卒業。小学校4年生から陸上競技を始める。2009年に世界選手権出場。2013年に一度現役を引退するも、2018年に復帰すると、翌年9月には女子100mハードルで12秒97の日本新記録を樹立した。自己ベストは、100mハードル:12.87(2021年6月、木南道孝記念陸上競技大会)。