6月25日(月)に早稲田大学総長賞授賞式および、本学競技スポーツセンター、オリンピック・パラリンピック事業推進室の共催による、第2回川淵三郎キャプテン企画早稲田2020講演会を開催いたしました。
今年度の早稲田大学総長賞は以下の4名に授与されることが決定しました。
・南谷真鈴 さん(政治経済学部在籍、冒険家)
・羽生結弦 さん(人間科学部通信教育課程在籍、フィギュアスケーター)
・村岡桃佳 さん(スポーツ科学部在籍、チェアスキーヤー)
・土橋登志久さん(庭球部監督)
授賞式には村岡さん、土橋さんが参加しました。厳かな授賞式が執り行われる中、受賞のスピーチでは村岡さんは早くも次の大会への意気込みについて、そして土橋さんからは「この一球」を大切にしてきた思いについて語っていただきました。
講演会の開演挨拶で川淵さんは、直近のサッカーW杯日本代表に対する思い、間もなく完成する早稲田アリーナへの期待などについてお話いただき、今回のゲストスピーカーである室伏広治さんをご紹介いただきました。
ゲストスピーカーである、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会スポーツディレクターの室伏広治さんには、2年後に開催される東京2020大会の概要や楽しみ方について「エンゲージメントと大会ボランティア」というテーマでお話しいただきました。世界中のアスリートと観光客をもてなす指針としてのエンゲージメント(東京2020が日本国民、世界中の人々とより多くつながり合い、オリンピック及びパラリンピックムーブメントを推進し大会を成功させる一員として共に活動すること)についての話では特に熱心に聴く多くの学生の姿が見られました。
質疑応答では、室伏さんご自身の選手時代について、そして大会を運営するモチベーションの在り方についてなど、幅広く質問が寄せられました。
2年後に迫る大会に向けて、各地でさまざまなイベントが行われる中、本学もオリンピック・パラリンピックに関する講演会やイベントの機会を今後さらに設けていきます。皆様の温かいご協力を引き続き宜しくお願いします。