7月1日、アンタルヤ・オープンの男子シングルス決勝が行われ、庭球部OBの杉田祐一選手(スポーツ科学部出身、三菱電機所属)がアドリアン・マナリノ選手(フランス)を破ってATPワールドツアー初優勝を果たしました。今大会では、元世界ランク3位のダビド・フェレール選手(スペイン)も破り、猛暑の中、タイトルを勝ち取りました。

28歳杉田がツアー初優勝 :共同
杉田選手のATPツアー初制覇は、松岡修造さん、錦織圭選手に続き、日本男子選手で史上3人目で、芝のコートでは日本男子選手として初めての快挙でした。大会後、7月3日に発表された男子テニス世界ランキングでは、杉田選手は66位から自己最高の44位となり、松岡修造さん(46位・1992年当時)を超え、錦織選手に続く日本勢歴代2番目のテニスプレイヤーとなりました。

アンタルヤOPテニス:共同
なお、杉田選手は、日本代表として、国別対抗戦のデビスカップやリオデジャネイロオリンピックにも出場し、活躍しています。今後の活躍も期待されます。
優勝し倒れ込む杉田 :共同