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東北復興やまちづくりのボランティアに参加。現場でこそ得られるものの大切さを実感

 

小さい時から地理が好きで、地域創生などにも興味があった私にとって大きな転機となったのは東日本大震災です。父親の故郷である福島県浪江町が壊滅的なダメージを受け、そこから少しずつ復旧に向けた歩みを進める様子をニュースで見ているうちに、まちづくりの勉強がしたいと強く思うようになりました。社会科学部に進学したのは、都市計画や都市デザイン、政治学や経済学といったまちづくりを考える上で必要となる幅広い領域の学びが整っているからです。印象に残っているのは、東北復興を食から考えていくという全学オープン科目で、宮城県気仙沼市の農家を巡るフィールドワークを体験したこと。生産者の方やJA( 農業協同組合)の方々と協議を重ねながら、都庁の食堂とコラボして地域の食材を使ったメニューを提供しました。現地の人々と寝食を共にしたことは何物にも代えがたい経験です。以来、地域活性につながるボランティア活動にも積極的に参加しているほか、都市デザインに詳しい卯月盛夫先生のゼミでは高知市に赴き、子どもを中心としたまちづくりの研究などに取り組みました。こうした“きっかけ”に満ちた早稲田の環境をこれからもフルに活用していきたいと思います。


鈴木 大 Suzuki Hajime

神奈川県立希望ケ丘高校出身
社会科学部2 年

※掲載情報は2017年度内の取材当時のものです。

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