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学生渡航レポート:英国ラフバラ大学へ

2018年11月9日~2019年2月7日, スポーツ科学研究科博士後期課程の藤平 杏子さんがスーパーグローバル大学創成支援事業奨学金を利用し、ラフバラ大学のSchool of Sport, Exercise and Health Sciencesに留学し、David J Stensel教授指導の下、血液サンプルと食欲の分析方法を学びました。

以下は藤平さんによるレポートです。

藤平さんによるレポート

1.海外派遣制度について
私は、2018年11月9日から2019年2月7日まで、スーパーグローバル大学プログラムを通じ、訪問学生としてラフバラ大学のSchool of Sport, Exercise and Health Sciencesを訪問した。この訪問ではStensel教授とその素晴らしい学生達や若手研究者と交流並びに、血液サンプルと食欲の分析方法を学ぶことを目的としていた。この帰国報告書で3ヵ月間の渡航について述べたいと思う。

2.ラフバラ大学について
ラフバラ大学には、イギリスのラフバラとロンドンに2つのキャンパスがあり、School of Sport, Exercise and Health Sciencesはラフバラに位置している。ラフバラ大学は1966年に英国で最初の技術専門学校として始まり、437エーカーのキャンパスは単一のキャンパス大学として英国で最大規模を誇る。ラフバラ大学は、世界の2018年のQSランキングにおいて、スポーツ関連科目において世界で最も優れた大学として選ばれており、また、タイムズとサンデータイムズ大学ガイド2019年によって年間最優秀大学に選ばれた。MRI、超音波画像診断装置、2つの人口気象室などの多くの優れた研究機器がそろっている。また、ラフバラ大学の素晴らしい点は、Stensel教授を始めとして、有能な学生、若手研究者など、スポーツ科学の分野で国際的な専門家やリーダーと一緒に研究できるということである。

3.ラフバラ大学での研究
私のデスクはNational Centre for Sport and Exercise Medicine(NCSEM)にあり、70名以上の博士課程の学生と共に過ごした。学生は個々の研究室ではなく、博士課程学生のオープンスペースで研究を行っていた。実験は主に共有実験室で行われ、実験室の使用と機器や血液サンプルの保管はすべて電子データで共有されている。オープンスペースではスポーツバイオメカニクス、スポーツ医学、スポーツマネジメント、運動生理学研究室の学生など、幅広い分野の学生と議論を交わすことができた。専門分野以外の学生との会話は、研究に対する新しい視点に気づくことができた貴重な機会であった。 渡航中の3ヵ月では、私はStensel教授の研究室で行われた4つの研究に参加した。博士課程の学生や被験者の方々はとても親切で、度々、日本の文化や生活について質問をしてくれた。その中の数人は日本に渡航した経験を持っており、日本で過ごした日々についての話を聞かせてくれた。これらのNCSEMの研究は、特殊な専門機器を使った、入念に計画された実験であり、私はこれらの実験に参加しながら研究の実施方法を学ぶことができた。また11月にはStensel教授と一緒にノースヨークシャーのハロゲートでThe British Association of Sport and Exercise Sciencesに参加した。The British Association of Sport and Exercise Sciencesは英国最大のスポーツ科学会議のひとつであり、スポーツ科学分野の最先端の研究を学ぶことができた。特にJason Gill FBASES教授とTrudi Deakin博士の公開討論である、「Diet, exercise and health: is sugar the enemy」では、体重管理の分野における砂糖の扱い方について知見を深めることができた。さらに、食欲調整に関するセッションにおいては、内因性および外因性の食欲調整について学ぶことができた。

4.ラフバラでの生活
3ヵ月の間、 私は大学から歩いて約25分のフラット(英国の寮)に滞在した。フラットメイトは皆親切で、日本に興味を持っており、多くの質問を受けた。私たちは一緒に料理をし、私の渡航の最後には寿司パーティーを開き交流を深めた。また、3ヶ月間の滞在中は、週末を使いイギリス各地を訪れた。3ヶ月の間にロンドン、ノッティンガム、ブリストル、バース、コッツウォルズ、オックスフォード、ケンブリッジ、リンカーンを訪問した。イギリスの歴史的な街並みを友人たちと楽しむことができた機会はかけがえのない思い出である。私のこの素晴らしい3ヵ月は、多くの素晴らしい友達によってもたらされたものである。スリランカ、ブラジル、中国、スペイン、オランダ、スイスなど国際色豊かな友人たちと、お互いの文化や研究について語り合い、時には互いの国の料理を作り、もてなした。ラフバラ大学では、クリスマスパーティー、送別会、日々のお茶の時間など、多くの社交的な時間があった。これらの時間は3ヵ月という限られた時間の中で、多くの人と交流するためにとても良い機会であった。このようなパーティーなど、人と出会い交流する機会が多いことは、海外の大学ならではの貴重な時間であった。

5.最後に
最後に、ラフバラ大学の私の指導教員を引き受けて下さったDavid Stensel教授にお礼を申し上げたい。彼は運動と食欲調整分野および身体活動と健康の分野における国際的な専門家である。彼は研究上の指導教員だけでなく、メンターとしてこの3ヵ月を支えてくださった。彼の指導を受けることができた3ヵ月間はかけがえのない時間であり、David Stensel教授は研究方法だけでなく、研究者としてどのように人生を送るべきかを教えてくれた。多忙な時間の中で、いつも訪問学生としての私を気にかけてくれ、時には日本語を使って話しかけてくれた。彼の優しさのおかげで、私はこのような素晴らしい3ヵ月を過ごすことができた。最後にDavid Stensel教授、彼の家族、研究室のメンバー、ラフバラ大学の素晴らしい友人たち、宮下政司准教授、研究室のメンバー、そして渡航において尽力を頂いた早稲田大学の多くのスタッフの方々に感謝申し上げたい。

 

 

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