2019年2月4日(月)、スペインマドリードの公的研究機関であるIMDEA Materiais Instituteと、ジョイントワークショップ「IMDEA – Waseda Joint Workshop on “Energy and Nanomaterials”」を開催しました。
2006年に先端研究を行う研究所としてマドリード自治政府が科学技術予算の半分を投下し7つの研究所(Materials、Water、Food、Energy、Nanoscience、Network、Software)を設置、Materialsはそのうちの1つで、優れた材料化学および工学の研究や産業への技術転換等を行っています。また、研究者の養成機関として、マドリッドの大学と連携し修士、博士学生の研究指導も行っています。
今回のワークショップにはIMDEA Materialsに加え、IMDEA Energyより研究者が参加し、太陽光発電、カーボンナノチューブ、新材料発見課程のマルチスケールモデリング、スマートグリッドなど電力供給システムなどにつき研究紹介を行いました。参加した研究者、大学院生より多くの質疑がなされ、予定時間を超過して積極的な議論が交わされました。
IMDEA Materialsとは2018年に先方研究者を本学訪問教授として受入れたことをきっかけに交流が深まり、修士・博士学生の共同指導プログラムの検討を開始するなど、今後一層の教育・研究連携が期待されます。