2017年2月10日(金)にナノ・エネルギー拠点のリーダー、西出宏之教授が米シカゴ大学の
The Institute for Molecular Engineering(IME)を訪問し、Waseda Ocean構想に係る拠点の
取り組みの紹介と、先方の大学院生との交流を目的としたセミナーにて講演しました。
西出教授はラジカルポリマーと呼ばれるプラスチックを使った柔らかい電池の研究について紹介を行いました。
IMEの大学院生に向けて講演をする西出教授
アメリカの大学ではセミナー後に講演した研究者と学生の意見交換、ディスカッションの場を持つことが一般的であり、セミナー終了後、西出教授はIMEの学生とディスカッションを行い、学生達はこの交流を通じて示唆が得られたようでした。
熱心に意見交換を行うIMEの大学院生たち
IMEは分子工学分野の研究を強化するために2011年にシカゴ大学に設置された研究所で、基礎物理、化学、生物学、計産学における先端研究を社会課題の解決、新たな研究、教育環境の構築に活かすことをミッションとしています。
IMEの教員のもとへ本拠点から博士学生派遣などの交流を行っております。
The Institute for Molecular Engineering(IME) この建物全体がIMEの施設となっている