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【SGU数物系科学拠点】第6回(平成27年度)日本学術振興会育志賞を当拠点学生が受賞

第6回(平成27年度)日本学術振興会 育志賞に、数物系科学拠点学生メンバーの藤原和将さん(先進理工学研究科 物理学及応用物理学専攻 博士課程後期2年)が選ばれました。

同賞は、将来、我が国の学術研究の発展に寄与することが期待される優秀な大学院博士後期課程学生を顕彰することで、その勉学及び研究意欲を高め、若手研究者の養成を図ることを目的に、天皇陛下の御即位20年に当たる平成22年度に創設されたものです。

受賞対象の研究テーマ
「半相対論的非線形場の数学的基礎」

受賞対象となった研究では、半相対論的方程式と呼ばれる相対論的量子力学の基本方程式について数学的な基礎付けを行う事を目的としています。
半相対論的方程式は、量子力学の基礎方程式であるシュレディンガー方程式を相対性理論と量子力学の双方の観点から修正を施した方程式で、相対論的量子力学以外の分野においても幅広く応用されています。
しかしながら、 半相対論的方程式が記述すると考える物理現象をより理解する為には、半相対論的方程式を今以上に数学的に整備する必要があります。
この研究は、半相対論的方程式に従う解が時間の経過につれてどの様に振る舞うかを調べる事で、半相対論的方程式を数学的に基礎付ける研究です。今までの研究によって、既存の研究で分かっている以上に一般的な条件で解が時間の経過に依らずに存在し続ける事や、ある程度滑らかでない初期状態に対しては解が全く存在しない事が分かっています。

SGU数物系科学拠点では、彼のイタリアPisa大学への渡航支援を行い、Vladimir GEORGIEV教授と小澤徹教授との分数階微分に対するLeibniz則に関する共同研究をサポートしています。
Leibniz則とは、関数の積の滑らかさを元の関数達で捉える為の関係式です。物理現象に現われる相互作用は、関数の積によって現される事が多く、関数の積を精密に評価する事は物理現象を数学的に研究する上で非常に重要です。
この共同研究によって、今まで知られているLeibniz則が、より広い意味で成立つ事が、簡単な計算によって証明される事が分かりました。
現在彼らは、新しいLeibniz則を応用した物理現象を記述する方程式の研究に着手しており、SGU数物系科学拠点では引き続きこの国際研究を支援していく予定です。

日本学術振興会 育志賞 http://www.jsps.go.jp/j-ikushi-prize/
早稲田大学 トピック https://www.waseda.jp/top/news/37056
早稲田大学スーパーグローバル大学創成支援数物系科学拠点 http://www.sgu-mathphys.sci.waseda.ac.jp/
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