2015年11月21日に香港中文大学とのジョイントワークショップ“Energy-Next”を開催した。
香港中文大学工学部では香港島におけるエネルギーマネジメントシステムに関するプロジェクトを進めており、エネルギーアプリケーション向けのナノ材料について工学部長C.P. Wong教授、一次周波数制御のための蓄電システムについてA. Y. Zhang准教授、再生可能エネルギー導入時のマイクログリッド制御についてJ. Huang准教授、オンラインエネルギー生成スケジューリングについてM. Chen准教授がそれぞれ講演いただいた。また、今回は西安交通大学S.T. Li教授に特別にご参加いただき、中国本土における超高電圧網試験プロジェクトについてお話しいただいた。早稲田大学からは理工総研の横島時彦研究院教授、ACROSSの石井英雄研究院教授、電気・情報生命工学科の大木義路教授が各々の見地から次世代のエネルギーシステムに関する研究展開を紹介し、活発な質疑応答により双方の知見を深めることが出来た。
本学の若手研究者も参加し、若手人材育成の観点からも意義のあるワークショップとなった。
また、今回の開催をきっかけとし、来年度は香港にてワークショップを開催する予定である。
●ジョイントワークショップ“Energy-Next”プログラム