Residence Life Center早稲田大学 レジデンスセンター

Waseda International Student House

国際学生寮WISH

Social Intelligence Program

SIプログラム

SIプログラムの目指すもの

グローバル社会においては、文化的な背景も含め、多様なバックグラウンドをもったステイクホルダーの間で問題の解決に立ち向かってゆかなければなりません。論理的思考力はもちろん、主体性、課題発見力など様々な能力が求められます。簡単には結果がでない困難な環境でも、根気よく前進し続ける力がなければなりません。

SIプログラムでは、大学の正課で得た知識・能力を最大限に活用するためのグループワークを中心とした訓練が行われます。異なった国・地域、様々な環境で育った学生たちが集う早稲田の国際学生寮WISHで、かけがえのないチャンスと可能性を手に入れてください。

重要

WISHでは授業期間中の平日1900分~2030分、週3日~5日を目安にSIプログラムを開講しています(オンライン講義も活用)。寮生は各自の都合に合わせて週に1回以上義務として参加して頂きます。ただし、義務という理由で参加するのではなく、成長の機会として積極的に参加することを期待しています。その点を十分に考慮の上、入寮申込みをしてください。努力の報酬はみなさんの可能性という無限の価値です。

*SIプログラム費用(20,000円(税別)/1年)が別途かかります。

Compass/Self Motivation・Social Skills

これらのプログラムでは、主体性・モチベーション力・合意形成力・コミュニケーション力・プレゼンテーション力など、「社会から真に求められ、選ばれる人材」に必須な能力をグループワークによって養います。学生寮というダイバーシティに富んだ環境を生かし、仲間とのディスカッションをリードすることによって、創造的課題解決力を養ってゆきます。

「Compass」は、大学に入学したばかりの寮生が最初に受講するプログラムです。大学での学びを充実させるためには、最初に“あこがれの自分”をイメージすることが重要です。このプログラムでは、講師からのアドバイスに基づき、仲間とのグループワークによる価値観シェアを通じて自分自身を掘り下げ、大学生の間に何をするのか目標設定を行います。

Self Motivation・Social Skillでは、Compassで設定した目標に対して振り返りを行い、PDCA(Plan-Do-Check-Action)を促進します。また、このクラスでは、グローバル社会で活躍するための基本スキルを学びます。多様な背景を持つステイクホルダとの対立を乗り越え、新たな価値を創造するためには、語学力だけではなく、真のコミュニケーション力が必要です。真のコミュニケーションのためには、その大前提となる「信頼関係」の構築が必須です。このプログラムでは、相手を理解し、相手から理解され、そして信頼されるための考え方・スキルを学び、グループワークを通じて訓練します。

モチベーションとコミュニケーションをコントロールすることで、グローバル社会に求められる人材である「自ら考え、行動し、他者と共同しつつ成果を出せる人材」を目指すことが可能になります。

 

Global Communication

自分自身の立ち居振る舞いや態度、他人から見た自分の価値を理解しておくことはコミュニケ一ションを取る上で非常に重要です。特にグローバルな環境では、自分の常識が相手の常識とは限らないのです。本プログラムでは、世界各国の文化的差異から生じるコミュニケーションの齟齬を、「Culture Map」と呼ばれる文化比較によって俯瞰的視点から学び、グローバル環境で生じる対立・摩擦を乗り越えるためのヒントを学びます。単に表面的に異文化を理解するのでなく、バックグラウンドが異なる様々な人たちと、上手く意思疎通を図るための方法論をロールプレイとケーススタディを通じて訓練します。

Faculty Visit

早稲田大学では13の学部にわたって幅広い研究教育活動が行われています。学生の皆さんも正課授業で高い専門性を身につけることでしょう。

FacultyVisitでは、早稲田のファカルティメンバーが学生寮を訪れ、プロの研究者としてわかりやすく話題を提供してくれます。全く新しい分野に感じた興味は自分の専門領域と無関係ではありません。自分とは異なった専門分野を専攻する友人との会話も深まります。幅広い分野にわたるアンテナはきっと将来役立ちます。

Career Seminar

大学生がキャリア観を深め、社会人(ビジネスパーソン・研究者・起業家・公務員・クリエイター etc)としての自分の目標を見つけるためには、「社会人として活躍する自分」のイメージをもつことが大切です。そして、このイメージを適切に構築するためには、実際に活躍する社会人と出会い、交流することが有効です。

SIプログラムのCareer Seminarでは、早稲田大学ならではの豊かな人的ネットワークを活かして、大学OBOGをはじめ、数多くの日系・外資系協力企業、キャリア教育団体、官公庁・自治体、NPO創設者、芸術家など、多種多様な社会人を講師として招き、寮生との交流機会を設けます。そして、先輩社会人たちの価値観や学生時代の体験などをシェアしていただきます。各社会人が仕事を通じて何を成し遂げようとしているのか、その目的や価値観に共感し、自分にとってのロールモデル(あこがれの先輩)を見つけること、それが“社会人として活躍する自分をイメージするための近道です。

SIプログラムのCareer Seminarでは、短期的な視点での企業説明会や就職活動セミナーではなく、より本質的で長期的に役に立つキャリア観を養っていただきます。

SIプログラムの費用の一部は、WISH寮生のグローバルな活躍に期待する協力企業や早稲田大学校友会からの寄付金によって賄われます。積極的にSIプログラムを活用し、自分の可能性を広げてください。

SIプログラムで顕著な成果を挙げた寮生には、国内・海外でのビジネス課題や社会的課題解決体験など、さらなる学びの機会を提供します。(Award研修)

Award研修の費用の主な部分は大学が負担します(保険料等、一部本人負担があります)。これらのスタディプログラムは、単なる国内・海外旅行では決して得られない貴重な体験となるでしょう。SIプログラムで身につけた能力をいかんなく発揮して、目標をステップアップしましょう。

また、日本文化体験・地方創生体験・ボランティア・工場見学など、公募により寮生から広く参加者を募る体験型プログラム・エクスカージョンも実施する予定です。

寮生の声

夢を見つけたい、情熱的な人に会いたい、未知の世界を覗いてみたい、、、SIプログラムはこれらの願いを全て叶えてくれる、私にとって宝物のような時間です。

私の最大のWISH入寮志望理由はSIプログラムの存在でした。大手企業、起業家、アナウンサー、世界を舞台に活躍する方など多岐にわたるゲストスピーカーによって行われるこの講義に私は入寮以来ほぼ毎回出席しており、多種多様な職業の方々のお話を聞く中で、将来への期待、展望はもちろん、新たな知識を吸収することによる満足感や達成感も味わっています。登壇者は皆情熱とエネルギーに満ち溢れ、人生の歩み方や物事の考え方、自分の内面的思考に向き合うきっかけをくれました。

私は各学期末の海外アワードに選出され、カンボジア・タイ、マレーシアでの研修に参加しました。現地で働く方の話を聞いて視察を行い、本格的な企業研修を長期間経験することで新たな刺激や学びを体得し、自分自身を大きく成長させることができたと感じています。

興味・関心の幅を広げ、未来の自分に投資する時間を持てる、そんな環境がWISHにはあります。国籍も学部学科も学年も異なる寮生と、触れ合い、研鑽し合えるのもSIの魅力です。あなたもWISHで一緒に参加しませんか。

(政治経済学部 Y.K.)

寮生と(写真左)

寮生と(写真左)

WISHでの寮生活の中で最も役に立っていると思うのはSIプログラムです。Self Motivationでは毎回様々なテーマで話し合いをします。内容は社会人になっても役立ちそうなものばかりです。いちばん印象に残っているのは模擬裁判のようなことをやったときです。私のグループでは自分たちと相手のグループの意見が対立してしまい、時間内に答えを出せませんでした。大事だったのはどちらかの意見に従うということよりも、それぞれが歩み寄って妥協点を作り、両者が納得できる答えを出すことでした。

また、Global Communicationでは英語を使ってコミュニケーションをします。留学生や帰国子女の方はとても積極的に発言していたため、当初はもう少し私の意見も聞いてほしいというように感じました。しかし、何回かGlobal Communicationに参加したり、Career Seminarでいろいろな方の話を聞いたりするうちに、私が感じていた違和感はただ文化の違いから生まれたものであって、気にすることではないということに気づきました。学べることがたくさんあるSIプログラム。これからも積極的に参加したいです。

(教育学部 Y.F.)

コミュニティキッチンにて(写真中央)

コミュニティキッチンにて(写真中央)

「己の可能性を最大限に広げる」。そんなことができるのがこのSIプログラムの魅力ではないでしょうか。私は高校時に短期留学をした時、様々な国の生徒達とのディスカッションで苦い経験をしました。周囲の積極的な雰囲気にのまれてしまい、自分の意見を主張できませんでした。また、自分が指名されても上手く意見を述べられなかったのです。それ以降、ディスカッションというものが好きでなくなりました。その後出会ったのが、このSIプログラム。日本人講師には、ある物事に対する考え方などのロジックを教わる一方、外国人講師には英語での主張の仕方を教わります。また、参加する寮生も多国籍であるほか、日本人学生であっても様々なバックグラウンドを持っており、そんな彼らとのディスカッションはとても刺激あるものです。このSIプログラムを通して私はディスカッションすることの楽しさを学ぶことができました。将来、国際舞台で活躍することを目標とする私にとって、このSIプログラムとは夢への架け橋です。

(政治経済学部 S.M.)

SIプログラムアワード

SIプログラムで顕著な成果を挙げた寮生には、国内・海外でのビジネス課題や社会的課題の解決体験など、さらなる学びの機会を提供します。(Award研修)Award研修の費用の主な部分は大学が負担します(保険料等、一部本人負担があります)。これらのスタディプログラムは、単なる国内・海外旅行では決して得られない貴重な体験となるでしょう。SIプログラムで身につけた能力をいかんなく発揮して、目標をステップアップしよう。

また、日本文化体験・地方創生体験・ボランティア・工場見学など、公募により広く参加者を募る体験型プログラム・エクスカージョンも実施する予定です。

エクスカージョン

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