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現代フランス研究所主催「和歌と俳句、そして今書くということ」開催のお知らせ(10/7)

ダニー ・ラフェリエール vs リービ英雄 講演と対話
「和歌と俳句、そして今書くということ」

  • 日 時
    10月7日(月)/ 18:30~20:30
  • 会 場
    日仏会館ホール(〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿3-9-25)
  • 講演者
    リービ英雄(作家、法政大学):《『万葉集』と現代》
    ダニー・ラフェリエール(作家、アカデミー・フランセーズ会員):《世界の旅人、芭蕉への挨拶》
  • 司 会
    立花英裕(早稲田大学名誉教授)
  • 参 加
    無料、どなたでも参加できます
  • 事前登録
    日仏会館HPの【申し込み】よりお申込みください。
  • 言 語
    日本語、フランス語、同時通訳あり
  • 主 催
    在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、日仏会館、フランス国立日本研究所、早稲田大学現代フランス研究所
  • 協 力
    ANA
  • 後 援
    日本フランコフォニー推進協議会、日本ケベック学会、ケベック州政府在日事務所

講演趣旨

今日、和歌と俳句は国境を越え、世界的な広がりを見せている。『万葉集』の英訳を出発点としながら、1990年代以降、自らも日本語で表現し、主に文化的摩擦と「アイデンティティーズ」を小説・評論を通して論じるリービ英雄。漂白の俳人芭蕉を読むことで独自の写生的文体を練成し、国際都市モントリオールでの黒人の生活を描き、さらに『吾輩は日本作家である』においては黒人と日本人をめぐる歪んだヴィションを巧みに操作しながら、現代世界の根源的文化混交性を描いたダニー・ラフェリエール。日本的叙情と感性に惹かれながらも、独自の世界を築いた二人の作家に、世界文学としての和歌と俳句を論じ、自己の文学を語ってもらう。

講演者プロフィール

  • リービ英雄
    1950年11月29日生まれ。台湾、香港で育つ。父親は米国の外交官。プリンストン大学東洋学専攻卒業。1978年、柿本人麻呂論で文学博士。82年、『万葉集』の英訳で、翻訳部門の全米図書賞受賞。92年、『星条旗の聞こえない部屋』で野間文芸新人賞。他に、『日本語の勝利』(92)、『天安門』(96) 、『アイデンティティーズ』(97) 、『英語でよむ万葉集』(04)、『バイリンガル・エキサイトメント』(19)などの著作がある。
  • ダニー・ラフェリエール
    1953年ハイチ・ポルトプランス生まれ。若い時からジャーナリストとして活動するが、1977年、独裁政権の秘密警察トントン・マクートによって殺害される危険を逃れて、カナダ・モントリオールに渡る。1985年、最初の小説『ニグロと疲れないでセックスする方法』で一躍ケベック社会の寵児となる。主な作品に、『吾輩は日本作家である』(08)『帰還の謎』(09)『ハイチ震災日記』(10)などがある。2013年アカデミー・フランセーズ会員に選出される。ハイチとカナダにとっては、最初のアカデミー・フランセーズ会員の誕生として大いに話題になった。
Dates
  • 1007

    MON
    2019

Place

日仏会館ホール

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