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第38回ORISセミナー「Power in Numbers: Quantitative Methods for Monitoring Electoral Integrity」(10/4)

Power in Numbers: Quantitative Methods for Monitoring Electoral Integrity

  • 日 時
    10月4日(木)/ 16:30~18:30
  • 会 場
    早稲田キャンパス26号館 1102会議室
  • 講演者
    Momar Dieng (Africa Web Services LLC, CEO)
  • 参 加
    無料、どなたでも参加できます。
  • 言 語
    英語(同時通訳無)
  • 主 催
    地域間研究所
  • 共 催
    SGU 実証政治経済学拠点、国際戦略研究所
  • チラシはこちら
イベント内容

毎年、世界各国では膨大な数の投票が行われている。例えば、2015 年には100 の
国政選挙で5 億以上の票が投じられた。これらの選挙の多くが激しく争われ、票の操作
が訴えられるなか、大規模な暴力や死者を発生させる結果につながっている。近年注目
されている選挙科学調査(election forensics)の分野では、選挙過程における不正、そし
て特に選挙結果の妥当性を調査するため、量的手法の開発を行っている。選挙監視団、
NGO、ジャーナリストからの報告書を含むエビデンスと共に、統計分析が使用される場
合、明白な選挙不正や選挙操作を検出するための効果的なツールを選挙科学調査は提供
する。一方で、これらの技術の信頼性の向上や、選挙に影響を与える人と技術の複雑な
相互作用を考慮した分析技法の洗練化のため、学術的な努力も求められている。今回の
セミナーでは、選挙科学調査で使用される統計分析を紹介する。そして、2000 年と2007
年のセネガルにおける大統領選挙の分析、2012 年選挙におけるその使用に焦点を置く。

講師プロフィール

Momar博士は、カリフォルニア大学ディビス校にて数学の博士号を所得し、ハーバード大学ケネディースクールにて公共政策・開発援助を学び、ハーバード大学教育研究科にて国際教育政策の修士号を取得した。リベリアの国連開発計画(UNDP)にて上級政策アドバイザー、ハーバード大学・国際開発センターで研究員、セネガル政府の教育大臣の上級アドバイザーを歴任し、世界銀行のコンサルタントを務める。開発援助や教育政策以外にも、統計の専門知識があり毎年ハーバード大学で量的分析の講義を行っている。選挙の科学犯罪調査も専門とし、2016年にはアリゾナ大学のBartlett Memorial Lecturerに選出された。

Dates
  • 1004

    THU
    2018

Place

26 号館1102 教室

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