北朝鮮海外派遣労働者の現況と人権実態及び改善策
北朝鮮からロシア極東地域に労務者が派遣されてから70年以上経ちました。その後、中国、モンゴル、東欧諸国、中東、アフリカまで世界各地に労働者が派遣されてきたにもかかわらず、その実態については理解が進んでいないのが現状です。
こうした状況を踏まえ、去る2017年4月1日、韓国統一研究院と共催のもと、ロシアの沿海州・サハリン地域に派遣された北朝鮮労働者の実態理解に関してのワークショップを開催し、2014年から2016年までに実施された北朝鮮派遣労働者についての調査研究の成果が報告されました。
今回は、4月の報告や討論の成果を踏まえつつ、モンゴル、ポーランド、アフリカ、そしてロシアのモスクワとサンクトペテルブルク地域にまで研究対象の範囲を拡げて、北朝鮮派遣労働者の実態と、そこで生じている人権侵害問題や人権改善策について討論・考察する機会とします。
- 日 時
9月26日(火)/ 14:00-19:00 - 会 場
早稲田大学 26号館 5階502教室 - 参 加
無料、どなたでも参加できます。 - 言 語
日本語・韓国語(通訳有) - 共 催
早稲田大学地域・地域間研究機構、韓国北韓人権情報センター、韓国崇實大学 平和統一研究院
スケジュール(変更の可能性がございます)
受付 13:30-14:00
開会の辞 14:00-14:10 弦間 正彦(早稲田大学地域・地域間研究機構長)
祝辞 14:10-14:20 李 在春(北韓人権情報センター理事長)
発表 14:20-17:20 司会:文 京洙(立命館大学)
- 14:20-15:00 金 仁星(北韓人権情報センター)
「モンゴルにおける北朝鮮派遣労働者の現況及び人権実態」 - 15:00-15:40 尹 汝常(北韓人権記録保存所)
「ポーランドにおける北朝鮮派遣労働者の現況及び人権実態」 - 15:40-16:20 宮 元悟(聖学院大学)
「アフリカにおける北朝鮮派遣労働者の現況及び人権実態」 - 16:20-16:40 休憩
- 16:40-17:20 李 愛俐娥(早稲田大学)
「ロシアにおける北朝鮮派遣労働者の現況及び人権実態:モスクワ・サンクトペテルブルク地域を中心に」
総合討論 17:30-19:00 司会:永野 慎一郎(大東文化大学)
○○ スケジュールの詳細はチラシをご覧ください。 ○○