第一部:イギリスとEUの新たな関係:2017年6月8日総選挙後の離脱交渉
第二部:EU離脱後のイギリスにおけるガヴァナンスと政治:金融規制に関するイギリスモデルの行方
日・EUフレンドシップウィーク・シンポジウムは、2001年以降毎年、現代政治経済研究所が主催している。日・EUフレンドシップウィークは、2001年より駐日欧州委員会代表部(2009年12月からは駐日欧州連合代表部)が、日本とヨーロッパの友好関係を更に深めようと開始した企画である。早稲田大学では、現代政治経済研究所が欧州委員会よりEU資料センター(EDC)として1978年に指定を受けてきた(現在はEU情報センター(EUi)に名称変更)ことから、同研究所が主催箇所となっている。
EU(ヨーロッパ連合)は「複合危機」のただ中にあるといわれる。ユーロ圏の債務危機、難民危機などのリストに、昨年からイギリスのEU離脱(Brexit)という危機が加わった。昨年7月のシンポジウムでは、アナン・メノン教授(ロンドン大学・キングズカレッジ)を招聘して、2016年6月23日国民投票でイギリスがEU離脱を決定した原因について講演してもらった。今年度は、キングズカレッジを拠点に同教授が主導する大型研究プロジェクト (The UK in a Changing Europe) において共同研究を展開している若手研究者のサルテール博士を招聘する。第1部では、2017年6月8日総選挙の分析、選挙後の離脱交渉の行方などについて講演してもらう。第2部では、より専門的に、Brexitの進展によって、金融規制制度、イギリス(連合王国)の姿、政党配置などがどのように変化しているかを検討してもらう。
- 日 時
第一部:7月6日(木)/ 10:40 – 12:10
第二部:7月10日(月)/ 16:30 – 18:00 - 会 場
早稲田キャンパス3号館10階Conference Room 1 - 講演者
Dr. John-Paul Salter(Visiting Lecturer in Public Policy, King’s College London) - コメント
Dr. Régis Dandoy(早稲田大学 高等研究所) ※第一部のみ - 司 会
中村英俊(早稲田大学政治経済学術院教授、地域・地域間研究機構欧州研究ユニット長、イギリス政治外交研究所長) - 対 象
学生・教職員・一般 - 事前登録
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英語 - 参加費
無料
主催
主催:早稲田大学 現代政治経済研究所
共催:ORIS欧州研究ユニット(EUIJ早稲田)、イギリス政治外交研究所
お問合せ
早稲田大学 現代政治経済研究所
Tel: 03-3204-8960 / Email: [email protected]