Waseda University Intercultural Communication Center (ICC)早稲田大学 ICC(異文化交流センター)

ICC Talk Session ニュースでしか知らないシリア ~シリア難民からのメッセージ~(5/19)

ポスター

近頃ニュースで頻繁に取り上げられている難民問題ですが、皆さんは「難民」と聞いて何をイメージしますか。

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が昨年「世界難民の日」に発表したデータによると、世界で6,530万人が難民化しており、第二次世界大戦後最多となりました。
中でも難民最多発生国シリアでは、総人口2,200万人のうち480万人が国外へ逃れ、770万人が国内で避難生活を送っており、国民の半数が難民になっている状態です。

住み慣れた土地を離れ言葉も文化も異なる国で生活する苦しみや目の前で家族や友人を失う悲しさは、ニュースを通じてでしか情報入手できない私たちにとってはどこか遠い国の出来事に思え想像しようにもなかなかできないかもしれません。

今回ICCでは、日本で難民認定された6人のシリア出身者のお一人、ヤセル・ジャマール・アル・ディーンさんをお招きし、シリアの現状や渡日に至るまでの経緯、難民申請の体験談などをお話しいただきます。彼の生の声を聴くことで、「難民」を単なる支援対象としてではなく、私たちの身近な問題と捉えて考えるきっかけとなるはずです。

シリア情勢や国際問題に関心がある方、シリア問題について一から知りたい方、ぜひご来場ください。

◆ゲスト・プロフィール:ヤセル・ジャマール・アル・ディーン氏◆

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シリア・ダマスカス出身。現在24歳。ダマスカス大学で英文学を専攻していたが、内戦の激化に伴い、2013年2月に母・妹と共にシリアを出国。2013年10月に親戚の縁を頼り来日。1年半の間、難民認定が下りるのを待ち続け、2014年に日本政府より正式に難民認定を受ける。2017年4月から明治大学に進学予定。日本語学習に励む一方、シリア内戦下に暮らす支援を必要とする人々の命をつなぐため難民支援団体「White Heart For Syria」で支援活動を続ける。

日  時

2017年5月19日(金)18:15~19:50(開場18:00)

会  場

大隈ガーデンハウス(25号館)1階

対  象

早大生・教職員・一般

言  語

英語 ★逐次通訳付き

参加費用

無料

事前登録

不要(先着順100席、立ち見可)

共  催

留学センター・WAVOC

お問い合わせ

ICC TEL: 03-5286-3990   E-mail:[email protected]

Dates
  • 0519

    FRI
    2017

Place

大隈ガーデンハウス(25号館)1階

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