Organization for Islamic Area Studies早稲田大学 イスラーム地域研究機構

Research Activities

研究活動

The Institute of Asian Muslim Studies

アジアムスリム研究所

概要

アジアにおけるムスリム・マイノリティと非ムスリム・マジョリティの共生に関する国際比較研究

詳細

アジア・ムスリム研究所は2015年度からイスラーム地域研究機構内に「新設」されましたが、当初、2010年度に初代イスラーム地域研究機構長の故佐藤次高教授のイニシアティブにより重点領域研究機構の下に新設されたものを継承しています。早稲田大学が推進すべき研究領域として定めた8分野の重点研究領域研究のうち、2010年度重点領域のひとつ「地球の中でのアジアの共生」の公募において、「アジアにおけるムスリム・マイノリティと非ムスリム・マジョリティの共生に関する国際比較研究」(研究代表:小島宏・社会科学総合学術院教授)が採択されました。これにともない、重点領域研究機構内にアジア・ムスリム研究所を立ち上げ、日本を含む東アジア諸国を中心に、東南アジア諸国も視野に入れながら、アジアの国々において少数派となっているムスリム(イスラーム教徒)と非ムスリムとの共生の現状とその要因について比較検討を行ってきました。ここにはイスラーム地域研究機構のメンバーも数多く参加しており、当時のイスラーム地域研究機構単独ではなし得なかったような新たな研究分野の開拓に挑戦してきました。

アジアのムスリム・マイノリティ問題を考察する際にキーワードとなるのは、人の「移動」と「ネットワーク」です。移動・越境したムスリム(新来ムスリム)はその出身コミュニティとの結びつきを保ちながらネットワークを形成する一方、歴史的に居住していたムスリム(歴史的ムスリム)も、また周縁化されマイノリティとなった後も、地域を跨いだグローバルなムスリム・ネットワークに属して自らの宗教的アイ デンティティを保持しています。このようなアジア各地のムスリム・マイノリティと地域的・広域的ネットワークとの相関を具体的に示すためには、共時的かつ通時的な比較分析が有効であると考えられます。

そのため、本プロジェクト研究所では、人口学、歴史学、社会学、文化人類学などの多様な学問分野の理論と実証分析手法に依拠した学際的なアプローチを用いて研究を進めてきました。具体的には、A.ムスリムとの共生にむけての社会調査、B.東アジアにおけるムスリムの歴史的展開と受容の二つの課題を柱に、さらに韓国・台湾などの研究者との共同国際比較研究を経て、アジアにおける共生のための諸条件を広く社会に提示するとともに、早稲田大学を中心とする既存のアジアの研究者ネットワークを強化することを目指してきました。そのようなアプローチにより、重点領域研究機構傘下では科研費プロジェクト(基盤(B))「東アジア諸国におけるムスリムと非ムスリムの共生:ライフスタイル変容の比較研究」を実施し、イスラーム地域研究機構傘下に入ってからは継承発展させた科研費プロジェクト(基盤(B))「ムスリム・マイノリティのハラール食品消費行動の関連要因:東アジアと西欧の比較研究」を実施しています。

メンバー

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