Comprehensive Research Organization早稲田大学 総合研究機構

その他

現代死生学研究所
Waseda Institute of Life and Death Studies

研究テーマ

高度情報社会における死生観のダイバーシティ化と現代死生文化の醸成過程

分野:文化

研究概要

これまでの5年間に、生と死の臨床現場における医療従事者と患者及び家族とのコミュニケーション状況を解明して、地域の保健医療計画の策定や、医療従事者向けのテキストブックを刊行して、死生の際におけるコミュニケーションの支援を行ってきた。しかしながら、情報機器の急速な進歩や普及に伴う個人と個人の距離や個人と集団の距離が大きく変化して、高齢者や弱者に対するデジタルデバイド(情報格差)はより深刻になり、伝統的な死生に関する行動や風習の減退や、個人の孤立といった死生の文化の流動化現象がより顕著となった。このために、本研究所は新規研究プロジェクトとして、現代社会における各個人がもつ死生観の構造について把握し、高度情報社会における個人と個人の向き合い方と、個人と社会の関わり方、時に死生の際のような厳しいコミュニケーションの場において、創出される新しい文化として醸成されるのかというテーマを設定して、高度情報社会のケル死生観のダイバーシティ化と現代死生文化の醸成過程について研究を行うことを目標とする。

研究報告

【2019年度】
2019年度は、かねてより準備していた第2回人生の意味の哲学国際会議を、主催早稲田大学現代死生学研究所、共催北海道大学応用倫理・応用哲学研究教育センターで、10月7日~9日の3日間にわたって早稲田大学で開催した。この国際学会は本研究所の主要研究テーマである「人生の意味」の哲学的探求およびその生命哲学への応用を議論するものであり、全世界から多数の研究者が集って活発な討議が行われた。キーノートスピーチとして3本の発表があり、一般発表として約50本の発表が行なわれた。早稲田大学国際会議場にこの分野の研究者が集結することとなり、活発なネットワーキングも行なわれた。また、この会議の発表をベースとした学術論文集が本研究所より刊行され、早稲田大学リポジトリよりオープンアクセス資料として公開されている。
第2回人生の意味の哲学国際会議ウェブサイト:https://www.philosophyoflife.org/pml/waseda.html
学術論文集『Philosophy and Meaning in Life Vol.2: Interdisciplinary Approaches』http://www.philosophyoflife.org/jpl2020si_book.pdf

所長

森岡 正博[もりおか まさひろ](人間科学学術院)

メンバー

【研究所員】
小野 充一(人間科学学術院教授)
森岡 正博(人間科学学術院教授)
植村 尚史(人間科学学術院教授)
扇原 淳(人間科学学術院教授)
河手 典彦(人間科学学術院教授)
辻内 琢也(人間科学学術院教授)
森 由利亜(文学学術院教授)

【招聘研究員】
竹村 瑞穂(日本福祉大学スポーツ科学部准教授)
ユージン ナガサワ(バーミンガム大学教授)

連絡先

人間科学部健康福祉科学科 森岡 正博
e-mail:[email protected]

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