Comprehensive Research Organization早稲田大学 総合研究機構

その他

中央ユーラシア歴史文化研究所
Institute for Central Eurasian History and Culture

研究テーマ

中央ユーラシアにおける多言語コミュニケーション歴史的展開

分野:文化

研究概要

中央ユーラシアは、固有の諸言語・文化に加えて、中国・インド・西アジア・ヨーロッパ等に由来する多種多様な言語や宗教が交錯する地域であった。そこでは、多言語間のコミュニケーションや翻訳が常に重要な問題であり、外交や文化交流に大きな影響を及ぼしてきた。その実相を探ることを通じて、中央ユーラシア史の再検討を試みる。
但し中央ユーラシアは広大な歴史空間であり、時代・地域等を限定しなければ、具体的成果を挙げることは望みえない。そこで、当面は17世紀以降の近世・近代を中心とし、次の二つのサブテーマを立てる。
(1)清―ロシア外交における媒介言語の変遷:
中央ユーラシアにおいて圧倒的なプレゼンスをもった両帝国と、関連する諸地域・民族間の交渉の実相を、媒介言語・翻訳者養成・「誤訳」等の諸側面から検討する。
(2)チベット・モンゴルの近代:
19世紀以降、チベット、モンゴルでは、既存の「帝国」秩序を超える政治・文化的枠組みを構築する動きが見られたが、それは同時に、伝統的な言語・認識の体系と[近代」のそれとの間で、双方的な「読み替え」を進める営みでもあった。現地の視点に立って、こうしたチベット・モンゴルの近代を読み解くことをめざす。

なお、上記以外に、状況に応じて他のサブテーマを立てることも視野に入れる。

研究報告

【2018年度】
「中央ユーラシアにおける多言語コミュニケーションの歴史的展開」プロジェクトに関連して、次の活動を実施した。
・講演会(2018年5月18日)
ハルロー(黒龍)(大連民族大学)「バルガ人の遼寧駐防の足跡・
・研究会(2018年7月21日)
報告①:チョクト(朝克図)(内モンゴル大学)「モンゴル帝国期におけるジャルグとジャルグの審判について」
報告②:ボヤンテグス(宝音特古斯)(内モンゴル大学)「パンチェンラマ5世の「圓寂」をめぐる波紋」
また、イラン国立博物館との間で,学術協力に関する覚書(MOU)を締結した。

【2017年度】
「中央ユーラシアにおける多言語コミュニケーションの歴史的展開」プロジェクトに関連して、次の活動を実施した。
・講演会(2017年7月21日)
デュセンアイル アブディラシム(杜山那里・阿不都拉西木)(中央民族大学/東京外国語大学A・A研):「「国境」を超越する遊牧民:中国第一歴史檔案館所蔵史料から見るカザフ人と清朝」

所長

柳澤 明[やなぎさわ あきら](文学学術院教授)

メンバー

【顧問】
吉田 順一(早稲田大学名誉教授)

【研究所員】
柳澤 明(文学学術院教授)
飯山 知保(文学学術院教授)
石濱 裕美子(教育・総合科学学術院教授)
石見 清裕(教育・総合科学学術院教授)
小松 香織(教育・総合科学学術院教授)
雪嶋 宏一(教育・総合科学学術院教授)

【招聘研究員】
青木 雅浩
赤坂 恒明
荒井 幸康
井上 治
宇野 伸浩
岡 洋樹
祁 今馨
格日勒図
小林 亮介
小松原 ゆり
鈴木 仁麗
高木 小苗
橘 誠
谷田 伸治
朝克図
青格力
NAMSARAEVA Sayana
BATTSENGEL Natsagdorj
濱本 真実
舩田 善之
ボルジギン・ブレンサイン
孟 達来
蒙古勒呼
四日市 康博

連絡先

[email protected]

WEBサイト

http://eurasiaken.sakura.ne.jp/

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