Comprehensive Research Organization早稲田大学 総合研究機構

その他

平和学研究所
Waseda Institute of Peace Studies

研究テーマ

平和学講座の継続とその経験に基づく現代日本の平和学の構築

分野:社会システム

研究概要

「グローバル化の時代に戦争や民族紛争、テロリズムの不安はかえって増大している。こうした時代に若い世代に戦争や暴力と平和の問題を、理論的かつ政策的に考えてもらうために、かつ日本の平和憲法及び被爆体験を踏まえて、早稲田大学から平和のメッセージを世界に発信することを目的として、本研究所を設置する。本研究所では、政治学、経済学、法学、生物学、情報通信科学等の多面的な視点から、今日の世界の軍事経済、南北問題、市民社会、ジェンダー、平和文化、環境問題、科学技術などを学際的に検討し、現代世界の平和と戦争、暴力の問題を総合的に考えると同時に、アカデミックな場と実践の場を結び、平和研究の発展自体に寄与する」。
本研究所は上記の理念を設立趣旨して発足した。そしてその具体的実践として、平和学講義「21世紀世界における戦争と平和」を実施、毎年約300名の受講生へ、平和学における各分野の第一人者による講義をオムニバス形式で行ってきた。その内容および学生との質疑応答の様子は毎年刊行している『早稲田平和学研究』に収められており、現在第9号までの刊行が進んでいる。計30本以上の講義録が収録されてきた。
本研究プロジェクトは、これまでの講義実施の経験と定期刊行物として発行してきた『早稲田平和学研究』を基に、平和学のテキストを作成することにある。本テキストの眼目は現代の戦争や紛争、貧困やテロリズム、環境問題といった現代の代表的なグローバルイシューを、広島や長崎、そして沖縄の経験を合わせて扱うところに意味がある。これはまず本講座が「広島・長崎連携講座」として発足した経緯がある。そして戦後70年が経過した今、日本の平和主義への問い直しが進められている今日においてこそ、その教訓を風化させずに学問として体系化した上で後世に伝える必要がある。
日本の戦後経験に立脚した現代平和学の水準を、早稲田大学平和学研究所を冠したテキストとして刊行することは、学界のみならず社会全体へ十分な訴求力をもった発信となるであろう。そして国内のみならず海外の平和学ネットワークにおいても、日本のオリジナリティを示す平和学の例証となることは十分に予想される。

所長

奥迫 元[おくさこ はじめ](社会科学総合学術院)

メンバー

【研究所員】
奥迫 元(社会科学総合学術院准教授)
水島 朝穂(法学学術院教授)
勝間 靖(国際学術院教授)
黒田 一雄(国際学術院教授)
篠原 初枝(国際学術院教授)
山田 満(社会科学総合学術院教授)

【招聘研究員】
加納 貞彦
小松 寛(千葉大学特任研究員)
佐藤 幸男(富山大学名誉教授)

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WASEDA University

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