就業体験で実際にあった思い出や苦労話、また楽しかった、ためになった出来事など、先輩たちの生の声を掲載しています。参考になる話が盛りだくさんです。
キャリアセンターで扱う体験的プログラムの詳しい実習内容について知りたい方は、下記の体験談や過年度のインターンシップ報告書を参考にしてください。
公認プログラムWIN・提携プログラムの掲載されています。
WasedaMoodle➡キャリアセンター提供コンテンツ➡体験的プログラム➡インターンシップ報告書
私が本プログラムを志望した理由は、公務員を将来の選択肢の一つとして考えていて、公務員として働く自分をより具体的に体感したいと考えたからです。
就業先としては、美濃加茂市を選択しました。私自身が地方出身であり、地方で働くことに興味を持っていたことと、美濃加茂市の多文化共生への取り組みや総合戦略を魅力的に感じたことが選択理由です。
就業部署は、経営企画部企画課でした。印象に残った経験は、新庁舎整備構想に関して、市長と市民が語り合う「市長と語る会」に参加した経験です。会の運営や説明資料の準備等、陰で市長を支える企画課の方々の取り組みに感銘を受けました。
縁もゆかりもない美濃加茂市に就業しましたが、市役所の方々に大変温かく迎えていただきました。初めて訪れる場所でも心配いりません。本プログラムには、公務員を志望するか迷っている学生にこそ、積極的に参加して欲しいです。就業前や就業後に取り組む課題も多いですが、その分目的を持って物事に取り組むことと振り返りを行う大切さも学ぶことのできるプログラムです。
私がWIN行政プログラムに応募したのは、地方公務員として働くイメージを掴みたかったからです。国家志望でしたが、固定観念に囚われるのはもったいないと感じ、地方でのインターンへの参加を決めました。
このインターンではインターン生が私一人だったこともあり、唐津市の方は可能な限り私の希望に沿ったプログラムを組んでくださいました。地元の高校生との意見交流や地元企業へのヒアリング、観光地訪問など、様々な種類の有意義な経験ができました。
今回のインターンで切実に思ったことは、自ら学ぶ意思が必要だということです。市役所の方は熱心にインターン生に向き合ってくださるので、知りたいことややりたいことはどんどん伝えるべきだと感じました。
地方公務員を目指していない方にも、地方での就業をお勧めします。財政面など制約のある中で、地方をより良いものにしようと奮闘する職員の方の姿は刺激になりました。将来を考える上で大変参考になりましたし、仮に地方公務員を選ばなかったとしてもこの経験はきっと役立つと感じます。
私は、就職活動を意識し始めた学部3年の4月にWINの存在を知り、当時、漠然と公務員を志望していたこともあって行政コースへの参加を決めました。
就業先である防災街づくり推進課の方々は私を快く迎えていただき、充実した実習となりました。デスクワークを行うだけでなく、会議や視察、さらに地域の方々と交流できるイベントにも参加させていただき、地域住民と密接に関わり合いながら業務を進める公務員の働き方を体験することが出来ました。
実習を終えて、私は将来の進路を考え直し、公務員ではなくあえて民間で働く道を選択しました。本当の行政の現場を知れたことで自分の適性にあった最適な進路選択することが出来たと思っています。
このように、WIN行政コースは、普段は知ることのできない公務員の姿を知ることで自身のキャリアを考え直すきっかけになります。公務員を志望している方はもちろんですが、まだ将来のビジョンが固まっていない方も、是非WIN行政コースに参加してご自身のキャリアと真剣に向き合ってみませんか。
WIN行政プログラムに取り組んだ理由は、地方自治、特に広域行政の仕事に興味があったこと、10日という長期に渡って行政機関でインターンシップができること、この2点です。
私は北海道の宗谷総合振興局、渡島総合振興局にそれぞれ5日間就業し、農政や地域振興に関わる仕事に携わらせていただきました。庁舎内での勤務が中心になるのかと考えていましたが、農家さんのお宅にお邪魔させていただいたり、国際交流イベントに参加させていただいたりと、様々な人々と関わることになりました。公務員でも、柔軟に、自分の意見を伝えたり、相手の意見を聴いたりすることの重要性を実感しました。また、国でも市町村でもない都道府県の役割を知ることを通じて、都道府県の仕事に対する魅力を感じることができました。
日頃私たちと接する機会の少ない行政官、特に都道府県職員の仕事は、よくわからないと思いますし、私自身就業するまで、よくわかりませんでした。実際に業務に携わることで、多くの気づきを得られます。少しでも興味があれば、ぜひ挑戦してみませんか。
元々公務員になるか民間で働くのかを悩んでいたこと、地方への関心があったことから、
公務員としての働き方や地方で求められていることを学びたいと思い、南会津町を就業先として選びました。
受入部署である総合政策課では、町内視察や地域振興に関する打ち合わせを通じて地方課題について考え、最終的には町の地域振興に関する提言をさせていただきました。また、他部署の実習では、有害鳥獣対策の現場で猿の追い払いやドローン調査を行うなど、地方ならではの経験をすることができ、充実した実習期間であったように思います。
この実習を通じて、私は「何のために働きたいのか」を考えるきっかけを得ました。公務員の立場から熱い思いをもって町の未来を考えている人もいれば、民間の立場から町を支えたいと思っている人もいて、自分の生活の大部分を占める仕事において、「何のために働くのか」という点は働くうえでとても大切なのだなと感じました。他にも、働くうえで大切にしたい価値観をたくさん見つけることができたので、ぜひ参加をおすすめしたいです。
私は高校生の頃から公務員として刑事司法に携わりたいと思っていました。そのため公務員として働く心構えを学びたいと思い、10日間という比較的長期間仕事を経験できるWINのプログラムに参加しました。
就業内容は主に社会福祉関係の業務を講義形式で教えていただいたり、社会福祉施設に行って活動内容を見学したり、実際に申請書を拝見して審査をしたりなど、多岐に渡りました。住民と直接接する機会もあれば国からの通達の内容を運用するために制度自体を見直す業務もあり、就業を通して「組織の中で働く公務員」としての心構えと、「住民との接触を通してサービスを提供する公務員」としての心構えの両方を学ぶことができました。
インターンシップを通して、公務員として働きたいという意欲が高まった一方、自分には国家公務員の方が向いているのではないか、という気づきも得られ、進路選択の上で大変為になりました。公務員を志望している人も、まだ決めかねている人も、WINのプログラムを通して将来について時間をかけて考える機会にしていただければと思います。
私は地方行政の仕事に興味があったこと、10日という期間にわたって受け入れてくださる行政のインターンシップがあまりないこと、また事前準備や事後研修といった就業期間外のフォロー体制も充実していたという理由から、WINのプログラムに参加しました。
私は新潟県糸魚川市役所に就業し、地域振興や移住に関わる仕事に携わらせていただきました。デスクワークが中心かと思っていたのですが意外と外に出ることが多く、住民の方々の地域会議に参加させてもらったり、時には直接家に上がらせてもらったりと住民の方との距離の近さが印象的でした。また、その近さゆえに住民と行政の対立や認識のズレといったことも肌身で感じ、自分の将来を考えると身の引き締まる思いでもありました。そうした経験を通して、行政の役割や責任を知るとともに、公務員の仕事に対する魅力ややりがいを強く感じることができたように思います。
実際に業務に携わることでしか気づくことができないこともたくさんあります。少しでも興味があるなら、ぜひ飛び込んでみてはいかがでしょうか。
私は昔から国際協力の仕事に漠然と憧れを持っていましたが、どのように国際協力に携わることができるのか具体的に分かっているわけではありませんでした。その漠然としたものを具体的にする手段としてインターンシップをやってみようと思いました。そして国際協力と一言で言っても様々な国際協力の形があると思い、視野を広げながら直接的な支援だけではない間接的な支援も含め多様な経験を積みたいと考えWINの国際協力コースに申し込むことにしました。私は、主にパレスチナとレバノンで活動しているパレスチナ子どものキャンペーンに行き、東京の事務所で国内事業の手伝いと、イベントの手伝いを行いました。人道支援の基礎やパ団体の活動については職員の方々からお話を伺う機会がたくさんあり理解を深めることができました。実習をしていく中で得られた気づきをもとに自分の将来についてまた新しい視点から考えることができました。また、行動を起こせばその分気づきを得ることができ、新しいことを学べるということを経験し、行動することの大切さを身をもって感じました。
私はもともと国際協力に関心があったが、仕事として国際協力に携わる意義や求められるスキルとは何か、また将来は日本や途上国などどのような立場から携わっていきたいかを明確にしたいと思い、JICAのインターンシップに応募した。
実習では、国際理解協力の展示業務、地域交流事業、地元のラジオ収録など様々な業務を行ったが、特に印象的だったのは、地場産業に関するワークショップである。多国籍の研修員らと共に、ある特定の地域の活性化について議論したが、文化的価値観や考え方の違いにより、論点の優先度が異なり、合意点を見つける難しさを感じた。また、研修員は自国の強みを元に意見を述べることが多かったが、今後、国際協力に携わっていくためには、彼らのように自国の強みをしっかり自分自身が知識として得る必要があると感じ、日本について、より一層学びを深めていきたいと思った。
実習を通して、日本の特性を生かした国際協力の形やそれらの事業に携わる方々の熱意や思いを学ぶと同時に、自分自身の課題や進路について多くの気づきを得ることができた。
私がインターンシップに参加したきっかけは、国連やJICA等によるマクロな視点からの国際協力だけではなくミクロな視点からもそれを見たいと考えた事です。インターンシップは山口県の楠クリーン村で行われ昼間は外で農作業、夜は自室で翻訳作業や寄稿執筆をこなしました。農作業は早朝の雑草取りから採卵、お風呂を沸かす為の薪割りなどもあります。また英語のレポートを日訳する業務もありました。常に業務に追われていた2週間でしたが、カンボジアから研修に赴いた女性とも交流し、改めて開発協力の重要性を再考する機会となりました。「私は将来自分の知見を活かし国家基盤を確立したい」と再確認出来た事が本プログラムでの1番の収穫だと思います。草の根事業ではなく、JICAや国連の行う事業のようにマクロな視点から大きく且つ重大な影響を与えたいと感じたのです。国際協力と一言で説明しても皆さんが想像するよりも様々なアクターがいます。皆さんがどのアクターから国際協力に携わりたいのかを確認する機会にもなると思いますので、是非挑戦してみて下さい!
WINに応募したのは、大学院では授業や論文などから国際組織の広報活動に関しての知識を学んできましたが、現場での実体験を通じ広報活動についての理解をより高めたいと考えていたからです。
もう一つの理由は、将来国際的な組織での仕事に携わりたいので、インターシップを通じて英語力とコミュニケーション能力を磨きたいからです。就業内容は国連大学協力会が発行するニュースレターに掲載する記事の執筆および編集作業と国連大学グローバル・セミナー湘南セッションの運営補助です。第三外国語である日本語で記事を作成するのが最大の難関でした。職員さんに丁寧に教えていただきながら、繰り返し文章の流れや日本語の
表現を修正しました。そのおかげで記事の編集とレイアウトなど広報に必要なスキルも身につけました。
日本語はもちろん、英語で一時間インタビューできるほどの英語力も求められます。今回の実習は、「効果的な広報を行うために何が必要なのか」を考え直す契機になりました。国際組織の広報活動に関心を持つ方は、ぜひ挑戦してみてください。
僕がWFPでインターンしたいと思ったのは、ずっと国際協力や貧困に強い興味があり、実際に仕事として携わる経験をしたいと思ったからでした。2週間のインターンでは、街頭募金の手伝いや企業訪問、企画など多くの仕事を体験しましたが、一番記憶に残ったのはネットでの寄付を募るキャンペーンの企画をしたことです。採用してもらう企画を作ろう、と思い本気で取り組む僕たちに本気で答えてくれる職員の方々のサポートが本当に嬉しかったし、力になりました。インターンを経験してみて、自分自身まだまだ知らないこと、やったことのないことが多くあること、自分の課題に気づきました。その上で、海外を見て回ったり長期のインターンをしたりなど、より多くのことにチャレンジしたいと思うようになりました。2週間ではありますが、今回のインターンは僕に貴重な気づきと、今後への強い好奇心とモチベーションを与えてくれました。是非自分が興味のある機関や業務に積極的に挑戦してみてください!
私は中学生の頃フェアトレードについて知ったことをきっかけに国際協力に興味を持ちました。しかし国際協力でもNGO、国連機関、企業などアプローチする立場が違えば仕事内容を変わってくるとだろうと感じ、自分がどの立場から携わりたいのか明確にするために、2年生の夏にWIN国際協力プログラムを利用してフェアトレードと人道支援、保護犬活動を行っているNGOへのインターンシップを希望しました。業務内容はコーヒー豆の選別から広報紙の商品紹介、犬の散歩やふれあいなど多岐にわたっていましたが、中でもグローバルフェスタ出展に関する企画書の作成、展示のアイデア提案、運営側への問い合わせなど、実務と変わらない重要な仕事を任せて頂いたことで、インターン生でありながらも団体の一員として働くことを具体的にイメージすることができました。またそこで働く方々がどのようにしてここにたどり着いたのかを聞く中で、国際協力以外のより幅広い分野に目を向けていこうと考えるきっかけになりました。
私は国内だけでなく、海外に関わる仕事に興味をもっていました。
しかし、国際協力に関する知識も乏しく、自分がどのような形で国際協力の仕事に携わることができるか具体的なイメージがつかめていなかったため、それらをハッキリさせるという目的のためにインターンに参加しました。
JICA帯広のインターンシッププログラムは、展示業務の補助、講義受講、海外研修員の研修事業同行、草の根技術協力事業同行、ラジオ出演など多岐にわたるものでした。帯広という地域に密着しつつ国際協力を考える現場の仕事を体験できたことが良かったです。
寮に泊まりこみで研修員や他のインターン生と協力しながら仕事や生活をしていくことで絆も深まり、多面的に成長できたと思います。
このインターンでは目的を達成するだけでなく、就職や働くということそのものに対しての考え方も大きく変わり、いい刺激になりました。
まだ2年生でインターンは早いと思っている人もぜひ積極的に参加してみてください。
コケコッコー!午前2時に一度叩き起こされる。鶏は「早朝」に鳴くと思っていたが楠クリーン村の鶏たちはそんな生半可なものではなかった。
将来世界を舞台に仕事がしたいと漠然と考えていたため「国際協力」というテーマに惹かれ本プログラムに参加した。しかし私の就業先となった第3世界ショップでの体験は私が想像していた「国際協力」と大きく異なっていた。その内容は山口県楠クリーン村という所で農作業。そしてそこでは自給生活。
第3世界ショップが発明した「コミュニティトレード」というキーワードがある。これは消費者が生産者を守るといった従来の「フェアトレード」の先にある考え方で、その二者が一体となって共に議論・問題解決を行っていくもの。それは何も海外に限った話ではなく日本国内の地域から始めることができる。これは私が過酷な自給生活の中で学んだほんの一部にすぎない。最初は自分のイメージと実際とのギャップに戸惑ったが上記のような新しい考え方が次々と生み出されている現場が体験でき、学びの濃い時間を過ごすことができたと思う。
私は国際協力に興味を持っていましたが、具体的な仕事内容についてはあまり知りませんでした。そして、国連大学協力会が行う学際的な国際協力にとても興味を持ち、また、応募条件としてビジネスレベルの英語力が挙げられていて、自分の英語力を確かめたいとも思いました。
実際の就業体験は想像以上に大変でした。就業内容は、国連大学協力会が定期的に発行するニュースレターの作成と国連大学が主催する湘南国際セミナーの運営補助でした。特にニュースレターの作成はとても大変で、職員の方々からアドバイスを頂きながら、原稿の執筆やニュースレターのレイアウト等を全てインターン生だけで行いました。
今回のインターンシップは仕事としての国際協力について真剣に考える機会になりました。自分は本当に国際協力の道に進みたいのか、進む為には今何をすべきかなど、自分の進路について本格的に考え始めるきっかけにもなりました。私は外国人留学生ですが、職員の方々は国籍など関係なく親切に接してくださいました。もし外国籍が理由で、インターンシップに応募するのを躊躇しているのであれば、ぜひ安心して挑戦してもらいたいと思います。
私は高校時代新聞部に所属し主に取材に力を入れていた。取材を通して一つの物事を追いかけそれを伝えることの面白さに惹かれ、記者を志すようになった。1年生からメディア業界でのインターンシップを積んでおきたかったため、このプログラムの受講を決意。過去にマスメディアコースにおいて1年生の受講者があまりおらず不安があったが、早い段階から就職について知り、メディア業界での就業体験ができたことは大きな収穫になった。
私は小学生から親しんできた中日新聞で就業した。社会部と整理部でそれぞれ5日間ずつ体験させていただいた。社会部では取材の同行や記事の執筆をし、整理部では主に記事に見出しを付けた。これらの活動を通して語彙力の無さや話題の切り口の乏しさが課題であると気づけた。そのほかに記者の方々とお話しする機会もあり、就職活動や仕事と子育ての両立など私たちの疑問や相談に応じてくださった。
今回の就業体験では多くの学びがあったのと同時に自分がこれから伸ばすべき力を把握できた。低学年でも臆せず挑戦してみてほしい。
2年生の冬に自分自身の将来を考える中で、社会的マイノリティや社会問題の当事者に向き合っていきたいという思いから記者を志すようになりました。実際に記者の仕事を体験しながら、基地問題や戦争の歴史に向き合う当事者に会うことができるこのインターンに魅力を感じ、志望しました。
インターンでは社会部、政経部、学芸部、中部支社と様々な部署や支社での仕事を日替わりで体験しました。実際に辺野古に赴いて基地移設の反対運動を見たり、ガマや沖縄戦の記念館に行ったりと沖縄の抱える問題について学び、大きな財産を得ることができました。しかし同時に、英語教育に関するフォーラムの取材や沖縄伝統芸能の取材など、普段の沖縄の姿の見える取材もとても意味のあるものでした。普段の姿を取材していく中で、沖縄の人が本当に苦しんでいることを知り、私自身もその苦しみを押し付ける当事者だと気づくことができました。
長いようであっという間だったこの2週間の中で、これから記者として生きるために必要なことを多く学ぶことができました。
マスコミ業界に漠然とした憧れがあった。そのため「マスコミ業界は胸が躍るところなのか」を確かめるために、インターンシップに参加することを決めた。3年生になり、何かしなければならないと焦っていたこともあった。
「日航ジャンボ機墜落事故について知っていますか?」これはインターンシップ初日に投げかけられた質問だ。私は答えられなかった。勉強不足の自分を恥じると同時に、単独機では史上最悪の死者数のこの事故が知られていないことに驚いた。また「慰霊の灯篭流し」を取材させていただいた際にある言葉が心に響いた。「30年経ってようやく口を開くことにした」という遺族の言葉だ。遺族にとっての事故の大きさ、そして重い口を開くほど風化させたくないと願っていることがありありと感じられた。事件事故や戦争など知るべきことは多くあり、私自身がこれらを伝えたいと思った。しかし報道では中立性が求められる。私は時間をかけて人々に寄り添いたいと考えた。その時に浮かんだ道が出版社であった。
進路を決めるきっかけとなった10日間であった。
ドキュメンタリー作品のなかで米軍基地問題や沖縄戦の歴史を抱える沖縄の姿を見て、正直愕然とした。沖縄の現状をこの目で見たい、これが琉球新報でのインターンを志望するきっかけであった。
実習では様々な部署を体験させていただき、取材や記事執筆も行った。記者の方と共に米軍基地や沖縄戦戦跡に訪れる機会もあり、沖縄への理解を深めることができた。沖縄の記者の方々の言動の端々から、「読者である沖縄の人々のために記事を書く」という姿勢を強く感じた。沖縄の不条理な現状に報道の力で立ち向かおうとする記者たちの姿がとても印象的で、民主主義のためのジャーナリズムという日本の報道機関の理想像が感じられた。
以前は、「大手メディアに就職したい」という甘い考えを持っていた私だが、このインターンを通して、マイノリティに寄り添う報道の大切さとその存在に気付かない恐ろしさに気付き、自分の進路について考え直そうと思えた。就職活動開始まで余裕のある2年生のうちに、自分の将来について考えることができて良かったと思う。
将来、記者になりたいと思っていた私は、10日間にも渡って就業体験ができることに魅力を感じ、WINに参加しました。私が志望したのは、東京新聞です。最も興味のある政治部で就業体験ができる新聞社を選びました。
東京新聞のインターンでは、編集局各部と支局を日替わりで体験できました。例えば、政治部では、官房長官の定例記者会見や国民民主党代表選を見学しました。政治の現場を直接見ることができ、興味深かったです。また、運動部では相撲部屋の朝稽古を見学するなど、日頃は立ち入れない多くの現場に行くことができました。経済部や特別報道部では取材を行い、翌日の紙面に掲載されたものもありました。
10日間を通して、記者の仕事について理解を深めることができました。記者の仕事の面白さは、「名刺1枚でいろいろな場所に行けて、いろいろな人に会えること」だと実感し、「記者になりたい」という思いが一層強くなりました。
10日間もインターンに参加できる機会は、少ないと思います。記者に興味がある学生は、参加することをお勧めします。
「社会問題の発端は地方にある」という問題意識から、地方紙でのインターンを志望した。中でも沖縄タイムスは取材同行が多く、現場に最も近い体験ができると考えて就業を決めた。
記者を含めた沖縄の人々は、当事者意識のない本土の人間に辟易していた。例えば基地問題は沖縄だけの問題ではなく、沖縄に基地を置くことで恩恵を受けている国全体の問題である。全国の諸問題において「特定の地域に押し付ける」姿勢が解決を阻んでいることに気付かされた。
また、そうした各地の問題を全国に発信する難しさも大きな壁だと学んだ。沖縄で言えば、その問題に最も精通しているのは沖縄タイムスや琉球新報の記者である一方、地方紙という特性上、全国に発信する手立てが限られている。そう教えてくれた記者の言葉の端々に悔しさが滲んでいた。
勉強不足や記者という仕事の難しさを痛感したが、それでも記者になりたい気持ちが再確認できた機会でもあった。この2週間で体験したことや、記者一人一人からかけられた言葉は今後の記者人生の礎となり、忘れることはないだろう。
神奈川県出身の私にはほとんど馴染みのない、地方新聞での就業体験は大変貴重な体験でした。
取材に同行し記事を書かせていただいたり、印刷工場を見学したり、とにかく密度の濃い二週間でした。特に最終日の御巣鷹山での慰霊祭はジャーナリズムや公共性に関して改めて考えさせられる経験になりました。現場に行って五感を使うことの大切さを知りました。
また、記者の方と一緒に行動する機会が多くあったので、思いついた質問をどんどんぶつけることができました。記者という職業についてはもちろん、働くということ、社会人とは何なのかなど漠然とした質問にも真摯に答えて下さいました。
地域に密着し、地域のニュースを届けようと日々奮闘している記者や社員の方の姿を間近に見ることで、今後の就職活動やキャリア形成における軸が出来ました。将来どのような職業に就くとしても、今回お世話になった方々の姿勢や言葉は忘れないでいたいと思います。
将来は記者になりたい、と高校時代から思っていた私だが、この時期少し迷いが生じていた。2年生なので最初は少し気が引けたが、WINでのインターンシップを受けて本当に良かったと感じる。
私が志望したのは沖縄の地方紙、琉球新報社。なぜこの社を選んだかというと、米軍基地問題や沖縄戦の歴史を抱える地にて働くことは、これから記者という仕事を見つめ直すのにいい機会になると思ったからだ。
現場の記者はどういう思いを持って取材しているのか、現地の人はどういう思いで暮らしているのか。そんな思いで臨んだこのインターンだが、結果として私は新聞記者になりたい、という気持ちがより強くなった。
沖縄2紙は偏向していると言われているが、県民の意見をしっかり反映してその上での偏向なのだと、ジャーナリズムの理想的なあり方だなと感じた。自分が影響されやすいからかもしれないが、ここで働きたい、と思った。
2年生だからといって遠慮することはなく、2年生だからこそ、参加してもらいたい。自分の進む道を見直すことができるだろう。
就職活動が始まるにあたり、1dayなど短期のものでは得られない実践的なインターンシップを体験してみたいと思い、WINのインターンシッププログラムに参加しました。就業先の株式会社ライトアップは、Webマーケティングを専門とする会社で、SNSの代行だけでなくオウンドメディアの作成、Webコンテンツ企画制作などを行う企業です。現在Webメディアはオールドメディアを追い越す勢いで成長しています。今回の体験を通して、Webマーケティングや企画の仕方を学ぶことが将来の自分に役立つと思い、株式会社ライトアップを選びました。10日間にわたるインターンシップでは、企業SNSの運用定義書の作成から代行運用、企画体験の他、実案件の初原稿作成や記事チェックを体験させていただきました。私はこのインターンシップを通して、創造力や企画力といった、短期間では身につけることができないスキルを学びました。また、社員の方とのお話やランチを通じて、自分の興味や将来と向き合えたことは、現在の就職活動において大きな一助となっています。
私は大学生活を社会人になるための準備期間として過ごしたいと考えていました。とはいえ何から始めて良いか自分ひとりでは分からなかったので、学校のプログラムとして準備からフィードバックまで行えるWINはとても理想的だと思い参加しました。
私の就業先のパートナーオブスターズ株式会社は、ベンチャー企業のサポートを行う会社です。就業期間中は、ビジネスに興味のある学生に対して情報を流したり、実際に経営者へのインタビューを通して学んだりと、見るだけでなく参加もできるメディアの運営に携わりました。10日間という短い間でしたが、今まで機会のなかった社会人とのコミュニケーションを通して、マナーや働くというイメージを知ることができました。それだけではなく、早い段階で今後の進路の方向性を考えることができたので、これからの就職活動に活かせる経験になりました。就業以外にも、志望動機や振り返りなどで自分自身について考えて言語化する経験ができ、夏季休暇を有意義に使えました。
何か新しいことに挑戦したい人はぜひ考えてみてください。
私は不動産業界に興味を抱いていたこともあり、不動産開発や物件管理・運用まで幅広い不動産事業を行っている株式会社ディア・ライフに就業先としてお世話になりました。
就業中は会議への同席や物件情報の収集、営業への同行等の活動を行いましたが、そういった形で実際の業務に触れることは、「働く」ことのイメージを膨らませる上で非常に有用であったと感じています。私は規模の大きな企業でのインターンシップも経験しましたが、そこで行うような机上のものでなく、職場の雰囲気を感じながら社員の方とコミュニケーションがとれる点でディア・ライフでのインターンシップは様々な気づきのあった体験でした。
WINインターンシップでの「業界を知る」、「仕事を知る」という経験は就職活動の際にも自分を見つめ直すという意味で役に立ったと感じています。就職活動を終えて、私は不動産業界とは全く異なる業界の会社に内定承諾をしましたが、インターンシップでの経験は大いに自分の価値観に影響を及ぼすものなので決して無駄にはならないと思います。
インターンシップ前に就職活動に役に立つインプットがあることから、就職活動を本格化させる第一歩として最適だと思い、インターンシップへの参加を決めました。
就業先の株式会社エムアウトは、消費者の視点から新規事業を次々に生み出していく企業です。私は新しく事業を立ち上げることとマーケティングに興味を持っていたため、株式会社エムアウトを選択しました。10日間にわたるインターンシップでは、名刺交換などのビジネスマナーの基礎から、営業同行、新規事業の提案まで幅広い事に挑戦させて頂きました。企業が独自で提供するインターンシップでは体験できないような、貴重な経験や私自身の成長につながる学びの場を得ることができました。私はこのインターンシップを通して、自分が何に興味を感じるのか、将来どんなキャリアをつみ、どういう人でありたいのかに気付くことができました。また、早い段階で自己分析をすることができたので、就職活動も有利に進めることができました。これから社会人になるための、思考の基礎が得られたと思います。
インターンシップを終えた今、改めて自信を持って言えることがある。「WINのインターンシップに本気で向き合えてよかった」ということだ。
会社のパンフレットやホームページを読んでいるだけではわからないような会社の組織風土や、社員の方の仕事への思いや取り組み方、会社が何に苦戦しているかなどを理解できた。フランス、オーストラリア、チュニジアから来たインターン生との協働の機会にも恵まれ、チームワークの楽しさや難しさも体感できた2週間だった。日本に限らない同世代の仲間と自分を比較し、何が強みか、そしてどこが課題かなどに気づくことができた。
私がWINインターンシップに参加した理由は、就職というキャリア選択を自分にとって納得のいく形で行うためにまずは自分の興味に即した業種を、その会社の一部になることで、”よく”理解したかったからである。
キャリアセンターの方々は就業前のビジネスマナーや目標設定から、就業後の振り返りなどまで伴走してくださるので、今後どういう行動、成長が必要かなどを明確に理解することができた。
「夏休みは時間もあるし、何かインターンシップに参加してみたい」私がWINのインターンシップに参加したきっかけは、そんな軽い気持ちでした。だからこそ10日間での獲得目標は大きく2つ。【社会人としてのビジネスマナーを学ぶこと】、【何事にも謙虚な姿勢を忘れず、積極的に挑戦すること】でした。
私が就業した株式会社CCCフォトライフラボは写真を企画する会社です。その中で新規事業開拓を行う場でインターンシップを行い、Instagramにおけるインフルエンサ―マーケティングの市場参入の有無について調べ、社長の前でプレゼンを行いました。今や若者の情報発信の拠点ともいえるInstagramについての基礎知識はもちろん、プレゼンの極意やメール、電話、荷物の受注など、社会に出て役立つ様々なことを毎日教えてくださいました。時には社長とランチをご一緒する機会もあり、自身の将来としっかり向き合えたことは就職活動においても大きな一助になったことは間違いありません。
私がWINのインターンシップに参加した動機は、自分の進路を確固としたものにするべく、社会生活を経験して多くの社会人の方々と接する機会を得ることで、今後のキャリア形成に活かしていきたいと考えたからです。
インターンシップを体験させていただいたリソウル株式会社は、人々のキャリア形成を個々人の自分らしさや特徴に合わせて考えていく会社です。その事業の一つとして、社会起業大学というビジネススクールの運営があり、そちらの無料体験セミナーに聴講生として、一般の方々に混じって参加させていただきました。そこでは、起業を考えている他の聴講生の方々と話をすることができ、自分の進路に対する新しい価値観や考え方を得ることが出来たと思います。
今回の体験で、将来の働き方について真剣に考える機会をいただけました。私のように、“2年生になったけれど、将来どのような働き方をすれば良いのかわからない”と考える方は、ぜひWINのインターンシップに参加してみてください。
就職活動でどんな軸を持って会社選びをしたらいいのかを漠然と考え始めた時、自分が実際に会社でインターンシップを体験した上で、自ら感じたことを就職活動に生かしたいと思い、WINビジネスのインターンシップ先の中で自分と価値観が合いそうな会社を選びました。それが、建築材料の専門商社であるエービーシー商会です。
就業期間中は宣伝部に配属され、学生目線で考える新卒採用サイトの提案を主に行いました。学生という立場を生かして、今の学生の動向や学生へのアピールの仕方を考える中で、就職活動をする側としてだけでなく、会社側の視点で就活生に何を求めるかを考えるきっかけになりました。
また、社員の方と交流する上で、相手の話を聞き、同じ目標に向かって目線を合わせていくことの大事さを知りました。異なる考えや意見の融合にこそ会社としての成長があるため、自分の意見を貫くだけではなく、相手の話や意見を否定することなく受け入れる寛容さを身につけることが必要なのだと実感し、自己成長に繋がる貴重な2週間となりました。
私がWINインターンシップに参加したいと思った理由は、これまで海外の学校に通っていたことから、日本のビジネス環境を深く理解する必要があり、その為には職業体験だけではなく、講義を通して日本社会について、自分の視野を広げる必要があると感じたからです。
今回就業先を三井不動産リアルティ株式会社に選んだ理由は、不動産という身近な業界が、これから将来的にどのように変革していけば良いのかという疑問に答えるため、不動産業界を牽引している企業で直接働いてみたいと思ったからです。実習では、営業コンサルティング体験を中心に行いましたが、最初は、お客様に怒られるケースが多々ありましたが、結果的にはお客様が十分に納得して頂ける発表が出来ました。これは、近年様々なニーズを抱えているお客様にいかに長期的な視野から話が出来るかがカギだということを学んだ結果でした。
以上のように、長期的に日本社会の将来像を考えながら、職場体験が出来るこのインターシップに是非みなさんも挑戦してみてはいかがでしょうか。
経産省のインターンシップに参加しようと思ったのは、国家公務員に興味があり、中でも経産省は幅広い分野を扱っているため、これといった専門分野がない私にとって参加しやすい機関であったからだ。
私が参加したインターンシップでは、9:00-18:00×5日間で計3つの課題を与えられた。課題の内訳は、マクロ課題・ミクロ課題・政策シミュレーションだ。全ての課題はグループで行い、1グループ6人だった。マクロ課題とは、「これからの日本はどうあるべきか」というマクロな視点から、具体的な政策の立案を行うものだ。一方でミクロ課題とは、「日本に散在する実際の問題を解決する」というミクロな視点から、政策を立案するというもの。政策シミュレーションとは、実際に過去にあった出来事を再現して政策立案を擬似体験するというものだ。
このインターンシップで得たものとしては、政策の作り方について学べたのはもちろん、コロナ禍で人と知り合えたことが大きかったと思う。経産省についてもっと知りたいと思ったので以後も別の経産省の就活イベントによく参加している。
法学部では法解釈が中心で、法制・法政策に触れる機会は殆どありません。法律を作る・構想するということをしてみたいと思っていた私は、このインターンに挑戦してみることにしました。インターンでは5日間で、法律の改正案の作成を行いました。単に改正といっても、行政措置を組み込むのか、刑罰規定はどうするのか、など関連法規との関係を軸に、実現可能な法律案を試行錯誤しならが一人一人が作り上げました。他大学の先輩方、法制局の方々と熱く議論し、自ら法律を作り上げていくというのは、法制局でしか得られない本当に貴重な体験です。今までの大学生活で最も生き生きとした時間を過ごせました。まだ2年生ということもあり未習の法律について勉強する機会にもなりました。この経験を踏まえ、まずは、法政策の観点から自分の専門である差別是正を考えてみようと思っています。法制というと難しそうに思われるかもしれません。しかし、だからこそ大学生の時に学ぶ意味があるのです。本気で議論をし、法制局の魅力を実感できる、素晴らしい5日間でした。
私は漠然と公務員になりたいと考えており、三年生の春先にいくつか説明会に参加しましたが、公務員の仕事は学生の日常になじみがないこともあり、具体的に自身が働いている姿が想像できませんでした。そこで、夏のインターンに参加し公務に当たる職員の方々に現場でお会いしようと考え、参加させていただきました。インターンでは、一週間の前半はそれぞれの部署の職員の方から職務について教えていただいたり、質問をしたりする座学が中心で、後半は実際に国有地や民間金融業者の視察などの実習が中心でした。関東財務局の理財部や管財部の業務を網羅的に体験できる内容でした。また、若手職員や女性職員との座談会の場なども用意していただいており、関東財務局だけでなく、公務員の職務全般に対するイメージを持つことができました。学生の方も6人と少人数で、なかなか作りづらい公務員志望の友人を作ることが出来ました。公務員を考えているが、具体的にどういった職務につきたいのかがまだわからないという方におすすめです。
地方公務員志望であるため、将来のビジョンをより明確にするために、武蔵野市役所に就業させて頂きました。環境部ごみ総合対策課では、武蔵野市で現在使われている市指定用ごみ袋を改良するかどうかの検討のため、多摩地域の他の自治体と比較ができるような資料作りを担当させて頂きました。自治体ごとにHPで確認するため、地道な作業でしたが、住民のより良い暮らしに繋がるということが実感でき、公務員の魅力を肌で感じることができました。さらに、他の自治体との横のつながりや、チームでの仕事も垣間見ることができたので、個が強いという公務員への印象が変わりました。まさに「百聞は一見に如かず」で、コロナ禍の中、対面での就業体験は非常に学びが多かったです。市民と距離が近いからこその正と負の部分どちらも体感することができたので、納得のいく進路選択ができそうです。今回の就業体験で、まだ自分が足りないと感じた「聞く力」「伝える力」は、社会人であれば共通して必要だと思うので、今後磨いていこうと思います。
私がこのインターンシップに申し込んだのは、公務員の仕事に興味があったということと、自分の専攻(日本史)での学びを仕事でどのように生かせるかを考えたいと思ったからだ。
私の配属された文化庁文化財第二課は建造物、天然記念物や伝統的な町並など様々な文化財を担当する部署である。インターン期間中には業務説明のほか、文化庁関係施設の見学などもあった。文化財を扱うため、文化財調査官という技官の方が大半を占めており、いわゆる事務職の方が少ない珍しい部署であった。専攻が日本史ということもあり、日本の文化財に関してお話を伺うのは非常に面白く、調査官という職業に魅力を感じたが、どの方も大学院と幾つかの職歴を経て調査官になっており、簡単になれるものではないということであった。文系において専門性を生かした職業に就くことの難しさを感じた。
このインターンを通じ、官庁が非常に様々な人によって構成されていること、そして専門性を職業に生かすためには相応の努力が求められることを知った。
私は地方公務員志望であり、普段自分が通学し、休日もよく遊びに行くため愛着があった新宿区でのインターンシップを希望し、中央図書館で就業させていただきました。
大学で「図書館は社会教育施設である」ということを学んでいましたが、実際に就業することで「いかに地域の利用者に望む図書を届け、学校教育や家庭教育の補完をするか」に重点をおいて様々なサービスを行っていることを感じました。例えば、希望があれば新宿区内だけでなく他区からも図書が取り寄せられること、病院や保育園に多くの図書を貸し出せるようにしていること、障害などで図書館に来られない人のための配達サービスがあることなどです。区民が自ら図書館に来てくれるのを待つのではなく、図書館側からサービスの手を伸ばし、区民に積極的に働きかけていくという姿勢を学ぶことができました。
ただ求める人に手を差し伸べるだけでなく、自分が相手(住民)に対して何ができるのかを考えていくことは大切であり、今後自分が働く時にはこの姿勢を念頭に置こうと思いました。
宇宙が好きで、JAXAに以前から憧れを抱いており、インターンシップに応募しました。将来、宇宙関連の企業に就職するか、もしくは、研究者になるのかを決める手がかりにしようと思い、研究職のテーマを選択しました。
JAXAの宇宙科学研究所で「宇宙マイクロ波背景放射の偏光観測」についての実習をさせていただきました。実習開始前に数冊の本を指定され、予習をしてから実習に参加しました。実習中は、午前中は実験の背景となる理論でわからない点を教授に質問する時間を設けていただき、午後は研究室の大学院生の方と実験を行いました。宇宙に打ち上げる予定の電波望遠鏡の模型を用いて、偏光の測定を行いました。実習期間の途中で、予測に反する結果が得られたため、実習の後半はその追実験を行い、原因の究明に取り組みました。残念ながら、実習期間中に改善策を施すことはできませんでした。しかし、思い通りの結果が出ないのも実験の面白さだと感じました。実習を通して、今後学ぶべきことが明確になったので、今後も勉学に励みたいと思います。
私は、市役所における業務に興味があり、また所沢キャンパスに通学していることもあって所沢市へ愛着をもっていたために、所沢市役所でのインターンシップを希望しました。特に市内の環境に関する業務に関心があったので、環境クリーン部に属しているみどり自然課、生活環境課、環境政策課の3つの課で就業させていただきました。
みどり自然課では、所沢市における緑地や生き物に関する取り組みに関する説明や事務作業だけでなく、市内の森林で死木を切り倒す作業にも携わらせていただきました。生活環境課では、市内で増加し害獣とされているアライグマの捕獲や処分について現場に立ちあって学ばせていただきました。環境政策課では、環境審議会のお手伝いやメガソーラーなどの施設見学、新規事業書の作成をさせていただきました。
市役所での業務は自分が思っていたよりも多岐にわたり、実際に現場に出ることが多いのだということがわかりました。また、どんな業務でも自分にしかできない工夫を見つけて、それを活かすことが大切であると教えていただきました。
公務員志望で、政策評価に興味があったことから、総務省行政評価局で5日間お世話になりました。
今回のインターンシップの配属先の政策評価課は、すべての府省の政策が各省によってきちんと自己評価されているかをチェックする部門だったため、総務省がどのように政策評価を行っているのかを課題を通して実際に体験することができました。
今回のインターンシップはただ総務省内で課題をこなすだけではなく、総務省内外の見学が多く組み込まれたプログラムになっており、国会や自民党本部内でも業務を行っている国家公務員の方のお話を聞く機会が多くありました。当たり前のことですが、国家公務員という仕事が国家運営に密接に結びついていることを改めて痛感しました。
インターンシップを通じ、国家公務員という仕事は自分が考えていたよりも裁量の幅が広く、業務内容によっては民間企業や政治家との関わりもあり、厳しい分とてもやりがいのある職業だと考えるようになりました。今後、国家公務員も将来の選択肢として前向きに検討していこうと思います。
学期始めにキャリアセンターのHPを閲覧していた際、提携プログラムにJAXAがあることを知り、半ば勢いで応募した。
私は電気電子系の学科なので「衛星搭載用ナノRFエレクトロニクスによる宇宙情報通信エネルギー工学に関する研究」というテーマを選択し、その研究室で10日間のインターンに参加した。しかし、教授には特に何か指定されることもなく、自分達で考えて学べるだけの事を全て学んで欲しいと言われ、最初は困惑してしまった。私を含め4人のインターン生で、論文を読んだり研究の手伝いをしたりしつつ試行錯誤した。結果、高周波電力分配器とパッチアンテナをJAXAの施設を利用して製作し、これらを合わせて測定・評価することが出来た。また、はやぶさ2の運用室等様々な施設の見学もでき、非常に充実した2週間を過ごせた。
将来研究職に就きたいという漠然とした夢に対して、このインターンは大いに価値ある経験となった。単に就活としてではなく、学生として身になる経験を積めるようなインターンシップも参加すべきだと思う。
司法・立法・行政の三権の世界を知りたいという思いから情報を探し始め、キャリアセンターで公募していた、裁判所と地方行政のインターンに参加しました。本稿では、大学1年生の頃から興味を持っていた家庭裁判所調査官のインターンを紹介します。
プログラムでは、少年事件や家事事件の模擬事例について、グループ毎に資料分析・模擬面接・処遇意見の検討等を行います。固いイメージとは逆の和やかな雰囲気で進行し、非行メカニズムの解明や児童の非暗示的情報の理解など、実際の現場で行われている検討を、仲間と共に楽しみながら体験できました。
業務内容の理解はもちろんですが、何より嬉しかったのは多種多様な仲間と出会えた事です。グループでは、法学・心理学・教育学などの様々なバックグラウンドを持つ学生が集い、互いに意見を交わします。この経験は、自分の強みと弱みを明確にし、進むべき道を決めるための重要な転換点となりました。
一歩を踏み出すのは大変ですが、いざ体験してみると非常に貴重な機会だと気付きます。臆せずに挑戦してみて下さい。
国の顔として世界を結ぶ外交官の仕事に以前から興味があった私は、より具体的な業務内容やその情熱に触れたいと思い、今回のインターンシップに応募した。現在、世界情勢に大きな影響力を与えている中東問題に関する理解を深めたいと思ったため、中東・アフリカ第1課を志望した。
初日は、外務省内を見学。各課の業務内容や、外交官の一日について学んだ。
配属後は、中東各国の特色、外交関係の変遷や世界情勢をまとめた冊子を読み込み、世界情勢への包括的な理解をすることから始まり、文書の翻訳や中東諸国の国データ作成を中心に行った。その他にも、各国大使のお出迎えや新旧大臣交代式に参加させていただくなど、大変貴重な経験をさせていただいた。
お昼時には、省員の方がランチに誘ってくださり、自身のキャリアパスや志望動機について語ってくださり、今後の自分のキャリア選択に大変役立った。多くの親切なサポートをしてくださり、大変感謝している。
一人一人の外交官なしでは、現在の世界情勢はない。そんな、多くの気づきにあふれた体験となった。
1年間の交換留学を終え今後の進路について考えていた際にJETROについて知り、日本と世界の架け橋になり双方の発展に貢献できる仕事に魅力を感じ、サマーインターンシップに応募をしました。対日投資部の政調メディア班に所属をし、週3日のペースで一ヶ月間勤務をしました。業務内容としては、基礎資料の作成や支援企業との会議への参加など、職員の方々と共に実際の業務に携わりました。また、職員の方々が時間を取ってくださり、JETRO全体や部署についての詳しい説明をしていただく機会もありました。一ヶ月という短い期間でしたが、毎出勤日に職員の方々とランチに行かせていただくなど、業務外でも職員の方々と関わる機会を多く設けていただきました。特に、女性のキャリアについて相談をしたいとお願いをしたところ快く受けてくださり、お子さんのいる女性職員の方々からお話を聞かせていただきました。JETROや業務内容への理解のみならず、今後の進路や働き方についての考えも深めることができ、非常に貴重な経験ができました。
就活に対する漠然とした不安があったことから、「とにかく行動しないと始まらない」と考えインターンシップに参加しました。ニトリのプログラムを選んだのは、多様な業種を一度に体験でき、自己分析も同時に進められる内容に魅力を感じたからです。
5daysのプログラムの中で、3日目に行った「配転教育体感ワーク」が最も難しく、やり遂げた後の達成感がありました。チームのメンバーが、マーケティング・商品開発・物流の三つの部署に分かれて部署同士で連携して商品を販売し、他チームと売り上げや店舗数を競うという内容で、部署ごとの状況と課題を共有すること、チーム内での自分の役割を明確にすることの大切さを知りました。
初めて参加したインターンシップで、最初は右も左もわからず本当に緊張しました。大切なのは、失敗を素直に受け入れ、それを次に生かそうとすることと、自分の考えたことを正直に発信することだと思います。
他の参加者の体験談を聞いたり、人事部の方と話したりする機会が多く、将来のキャリアについて考えるよい機会になりました。
私は昔からテレビを見ることが好きで、どうやって作られているのかなどの裏側を見てみたいと思い、インターンに応募しました。
私はリサーチや買い出し、収録、MAなどを体験させていただいたのですが、ギリギリまで企画や構成をブラッシュアップする光景に感銘を受けました。収録やMAの直前まで台本が何度も修正されていて、やっている最中に変わることもありました。
そこには制作側が視聴者により面白く、より分かりやすく伝えようとたくさんの議論をしており、それぞれのこだわりのぶつかり合いがありました。自分の「好きなこと」を突き詰めることでやりたいことやこだわりも見えてくると思うので、これから就職活動をしていく上でも活きてくると思います。
インターンが終わって一月後にオンエアがあったのですが、長い期間をかけて作ったものが一つになった達成感は、たとえインターンであっても計り知れないものでした。
学生のうちに実際に番組制作を体験できたことは私にとってかけがえのない、貴重なものになりました。
今回のインターンでは、私が以前より途上国へのインフラ輸出に興味があったことが考慮され、新興国ビジネス開発課のインフラ班に配属された。
3ヶ月間の実習を通して、JETROが携わる多くのインフラ案件に関わることができたため、インフラ分野における本機構の主な役割や多様なアクターとの関係性が理解できた。そして、JETROでは日本の国益のためになることであればビジネスモデルのない分野に対しても積極的にサポートすることが可能であると感じた。これは他のアクターには出来ないことであり、公的機関であるJETROならではの魅力であろう。
また、職員の方々が日々こなす仕事を間近で見たことで、幅広い分野の知識を持つことの重要性を再確認できた。学生以上に知識の獲得に貪欲な職員達が日々切磋琢磨する刺激的な環境でインターンができ、とても恵まれていたと感じる。
今回のインターンを通じて公的機関で働くことの魅力を感じ、より自分の適正について明確に見える様になった。この経験は自分のキャリアパスに必ず役立つと確信している。
今回、幼少期の頃から国際機関で仕事をする事が夢で、南米の発展途上国の援助に興味を持っていた事もあり、米州開発銀行のインターンに応募させて頂きました。
私は、データサイエンティストとして開発銀行の持つ豊富なデータを活用した南米・中南米のスタートアップ企業の分析や銀行内のデータベースのクラウド化の支援に携わりました。開発銀行が持つリソースをどのように持続可能な開発目標(SDGs)やESG投資などに繋げられるのか、民間企業や政府間と連携しながら議論に参加できたことは大変貴重な経験でした。
持続可能な発展の重要性が高まる中、IDBに在籍するスペシャリストと共に南米・中南米を中心としたプロジェクト運営のノウハウを体系的に学べた事は、今後の自分のキャリア構築において非常に役に立ちました。様々な方向から自分がSDGsに携われる事に気づけた事はIDBでのインターンシップがあったからこそだと思います。
将来、国際機関で働きたい方や南米・中南米地域に興味のある方は是非IDBのインターンに挑戦して頂ければ光栄です。
以前から、金融業界特に損害保険会社に興味があったため、インターンに参加することに決めました。
プログラムでは、損害保険特有の間接営業について学ぶロールプレイや、経営マネジメント、損害サポートを体感するグループワークを行います。どれも実際にあったケースをもとにしているため、業務内容をリアルに感じることができました。
また、各日プログラム終了後に内定者からフィードバックを頂けたり、5日間グループワークを共にした仲間から自身の強み・弱みを聞く機会があったのも、自身を客観的に見つめる貴重な体験であったと思います。
秋・冬に開催されるビジネスコンテストや就業型インターン、内定者との座談会などに応募することができるなど、今回のインターンだけで終わらず、次に繋げることができるので、少しでも興味のある方は是非挑戦してほしいと思います。
特に、理系学部生の方は、周りに就活をする人が少ないと思うので、積極的にインターンに参加し、就活の相談をしたり情報共有をする仲間を増やすといいと思います。
私はテレビ業界で働くことへの憧れがあり、ATPのインターンシップに応募しました。
就業したのはバラエティの制作部門でした。内容としてはリサーチや企画会議、ロケ、編集、ナレーション収録、スタジオ収録と番組ができるまでの一連の流れを見学・体験しました。実際の放送日は就業から期間が開きましたが、テレビの画面を通じて番組を見たときの高揚感は忘れられません。
2週間の就業期間中には番組製作はもちろん、スタッフの皆様のお話を聞くことができました。スタッフの皆様は個性豊かでしたが、一貫して好きなことを仕事にしていることの素晴らしさを教えてくださりました。面白いことが大好きなスタッフが面白さを追求していくという、「好き」を仕事にしている姿は自分の就職活動の軸を固めていく上で非常に重要な気付きを与えてくれました。
熱意あるスタッフの皆様とともに番組制作に携われた経験はとても貴重でしたし今後の就職活動の糧になると思います。
収録(生放送)当日、カンペ出しの仕事をやらせていただきました。カンペが不十分だと指摘を受け、台本を何回も読み、繰り返しリハーサルを行いました。簡単な作業に見えましたが、実際にどのようなタイミングが良いのか、次の転換はいつなのか、全体の流れを頭で覚えなければなりません。番組の内容にとどまらない、あらゆるところにまで気を配る必要があるのだと知りました。
普段は入ることができないテレビ局の中や、編集所、スタジオの見学、収録現場を体験する機会は、数少ないと思います。特に、たくさん準備をした上で、全員の力を合わせて、番組を完成させた瞬間の達成感に感動しました。
実際の製作現場に携わったことによって、製作会社の仕事内容について理解を深めることができたとともに、自分を見つめ直す機会になりました。今は、放送業界でコミュニケーション力を活用できる職種を目指したいと考えています。
インターンシップは学生として、社会と直面する挑戦であり、自分を見つめる貴重な機会です。もっと多くの方に、インターンシップの魅力を知っていただければと思います。
目標の「グローバル人材」となるため、英語力の向上だけではなく世界の多様なビジネスのかたち・価値観を現実の仕事において学ぶ必要があると考えており、その要望にぴたりとマッチするジェトロでのインターンに応募しました。
実際に米メディア記事による米国進出企業の情報収集業務では、各企業の商品や対米販売注力度、路線変更の柔軟性などで類型化したことで、どのビジネスモデルをもつ企業が世の中の変化によりどのような影響を受けるか細かく掴めたと思います。また配属先の皆さんに暖かい雰囲気で迎えられ、他部署の方々を集めてのランチは価値観・視野を広げるきっかけとなりました。国内外で様々な経験を持つ職員の方々のお話を通しジェトロでの仕事や「働くこと」に関して深く考えさせられたからです。
これから参加される方々には、同じようにインターンで成し得たいことを軸に業務以外の面でも積極的に学ぶことを強くおすすめします。私は世界をまたいだ仕事のイメージを深められましたし、この経験が就職活動でも活かされると確信しています。
私の夢は世界をより良い場所にすることであり、学部生だった時から開発銀行の世界に与えるインパクトに気付き、そういった組織に憧れを持つようになりました。その中でも自分のもう一つの母国(コロンビア)へのドナーである米州開発銀行(IDB)には特に興味を持っていて、国際機関に入るのはとても難しいことから、インターンシップを通して自分の実力を知ってもらい将来につなげるのがとても良い方法だと知っていたために参加を決めました。
IDBでの仕事はとても興味深く、具体的には私は移民に関するテーマをリサーチしながら、その情報をもとに様々なポリシーやツール等を作っていました。その場では、私はインターンであるにも関わらず、スタッフやコンサルタントと同じように仕事をすることが出来たのが本当によかったです。
IDBと言うのは、仕事だけでなくそこで知り合うことのできる人の良さがハイライトであり、さらにワシントンDCと言う多くの出会いの場、学びの場がたくさんある素敵な街で住めるのも、さらにインターンシップの経験を素晴らしいものにします。将来世界で活躍したいと言う方は、是非IDBでのインターンシップをお勧めします。
わたしがこのインターンシップへ参加した理由は、就活前に「おもてなし」を世界中のお客様にどのように届けているのか、そしてその仕組みを自ら学び、実践したいという想いから、ホテル業界の仕事に自分との適性があるのかを確認したいと思ったからです。
実際に5日間のインターンシップを行ったことによってお客さまとの対応の距離を現場で知ることができ、どんなに忙しくても対応は素早く的確でいることが重要だと身にしみてわかりました。また、社員の方々とお話をする機会ではたくさん会話をし、その会話の内容を分析することによって多くのことを学べると同時にわたし自身の成長のビジョンがより具体的になりました。
インターンシップに参加する際、どの業界に行くか迷ってしまう場合があります。
そんなときはあえて自分に挑戦がある業界に参加することをお勧めします。インターンシップを通じて普段では体験できない具体的な仕事内容が得られるので、迷わず勇気を出してエントリーしてみてください!
三井住友海上の説明会に参加したことをきっかけに、インターンに参加することを決めました。
唯一の外国人としてインターンに参加するのは、正直大変だったのですが、気づきや勉強になったことも非常に多かったです。意識的にニュースを読むこと、ニュースを読むだけでなくしっかりと自分の意見を持つこと、失言を恐れずどんどん発言していくこと、主体意識を持ちながらワークに飛び込むこと、好奇心を抱きいろいろなことに「なぜ」と聞くことなどです。
主体意識を持って、業界を絞らずに様々な企業の説明会や興味のあるインターンに参加することをお勧めします。積極的に参加することによって、自分に向いている業界や企業はどこか、なぜ向いているのか、はっきりしてくるはずです。ただ向いていそう、向いてなさそうではなくて、インターンシップを通してこれらの具体的な理由がわかってくるので、業界研究や企業研究としてインターンシップに参加することは本当に有意義だと思います。
私はテレビ業界に将来入るという明確な目的をもって、その準備として業界の仕事内容を学び体験するためにATPサマーインターンシップに参加しました。
一か月近くに及ぶ就業期間中、リサーチや企画会議、ナレーション撮りや編集作業の見学、ロケ同行からスタジオ収録まで様々な形でテレビ番組が作られる過程を体験することができました。自分が関わった番組が実際に放送され、SNS等でその反響を知ることができたときはこの上ない達成感と嬉しさを感じました。会社の方たちが『伝えたい』ことについて寝る間も惜しんで汗水たらして奮闘する姿を目の当たりにするだけでも充分価値があると思います。このインターンシップを通してテレビ業界に入りたいという思いから、実際に業界に入ってどのようなことがしたいのかという具体的な目標も見つけることができました。
また業界の裏話も聞くことができます。テレビ業界に興味のある人はこのインターンシップに参加して多くのことを吸収してみてください。
私は米国交換留学を通じて、グローバルに働きたいという漠然とした想いを持っていました。キャリアセンターのホームページを通じて、「ジェトロセンサー」等の刊行物でも馴染みが深く、中小企業を中心とした日本企業の海外進出をサポートする機構であることから、ジェトロのインターンシップに応募しました。2週間のインターンシップ期間中は主に、スポーツ関連企業の海外進出と海外マーケットの最新の動向調査・分析方法を学びました。
今回のインターンシップを通して、日本を世界に発信できる仕事がしたいという思いが高まりました。就業体験をさせて頂いたジェトロには、社会の役に立ちたい、日本をもっと元気な国にしたいという思いで働いている職員の方が大勢いらっしゃいました。社会貢献にはいろいろな形がありますが、その中でも世界と日本をつなぐようなキャリアを築きたいです。そのために、各業種や企業において、どのような形で自分がしたい社会貢献ができるのか、これからの就職活動で明確にしていきたいです。
高校時代から自分は公共機関に就業するというイメージを強く持っていました。また、留学生活と過去のインターンシップを通して、インクルーシビティを向上させるに当たって、テクノロジーの可能性を感じました。そこで、就職活動をする前にテクノロジーに携わる公共機関で働いてみたいと思い、こちらのプログラムに応募させて頂きました。就業先のIDBでは主に3つ課題を頂き、抽象的な課題を自分なりに分解し、アプローチするようにと指示を受けました。課題の内容としては銀行内でのイノベーション活動を活性化する方法、部署のコンサルティングプロセスの設計、そして銀行によって導入されたプロジェクトの市民満足度の測定方法のリサーチという内容でした。初めは抽象度の高い課題を自分なりに分解をして、戦略を立てることの難易度に圧倒されました。しかし、インターン生というポジションを生かして、部署間・部署内の定期的なミーティングを開催するなどのアウトプットをチームの方がサポート下さり、とても濃いインターンシップとなりました。