Graduate School of Public Management早稲田大学 公共経営大学院

インターンシップ(マニフェスト研究所)

公共経営大学院
近藤 大

1.日程

春学期の火曜5限に5回開講

2.内容要約・課題

141015_kondo本科目では、早稲田大学マニフェスト研究所の北川教授と中村氏を講師として、日本の選挙におけるマニフェストの意義・重要性について学びました。具体的には、マニフェスト研究所の取り組みを学び、学生間でのワークショップを通じてマニフェストに対する理解を深めていきました。
マニフェスト研究所の研究である「議会改革度調査ランキング」についての講義では、全国の地方議会の改革の進捗状況とその課題について学びました。地方分権が進む昨今においては、地方議会の役割は増々高まります。今後は地方議会もマニフェストを作成することにより、「お願い」から「約束」の選挙を行い責任を果たしていく必要があるということがわかりました。
学生間のワークショップでは、「本大学院の学生リーダー選挙」という模擬選挙を行いました。模擬選挙では、実際にマニフェストを作成し、演説および投票を行うことで、マニフェストの作成のポイントや、その伝え方などを学びました。
学期末には、「私のマニフェスト」というテーマで、本科目で学んだことの集大成として学生1人1人が自身のマニフェストを作成しました。

3.成果・感想

日本におけるマニフェストの提唱者である北川教授を擁するマニフェスト研究所で指導を直接受けることができる大変有意義なプログラムでした。講義だけでなく、実際のワークを通してマニフェストについて学ぶことで、実体験として強く記憶に残っています。
講義は、議論のしやすい非常に良い雰囲気で教授や学生間で活発な意見交換が行われたため、マニフェストに対する疑問等を解消していくことができました。
本プログラムによってマニフェストを分析する目を養うことができたことは、今後選挙が行われる際に必ず役立つと思うので、受講して良かったと思います。

4.おすすめポイント

マニフェストについての最先端の研究・分析を知ることができ、その研究者と直接議論できる大変貴重なプログラムです。
今後選挙に立候補する予定の学生は、マニフェスト研究の最先端の考えに触れることで、将来自分がマニフェストを作成するときの大きな参考になると思います。そうでない学生も、有権者としてマニフェストをどのように捉えて分析するかといった視点を持つことができるため、どの学生にとっても有意義なプログラムだと思います。

(2014年10月18日掲載)

 

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