Graduate School of Economics早稲田大学 大学院経済学研究科

芝 正太郎さん
■博士後期課程 2017年4月入学
■5年一貫博士プログラム参加者

経済学研究科を志望した理由

本学の政治経済学部時代、所属が政治学科だったこともあり他の人より経済学の魅力に気づくのが遅かったという悔しい気持ちがあ
りました。そのため、4年次に進路を考えたときに経済学をもっと学びたいという気持ちが強く、本研究科の進学を決めました。

5年一貫プログラムを志望した理由

5年一貫プログラムが研究者養成を標榜していたからです。元々進学するからには全力で勉強・研究に打ち込もうと決めていたので、このプログラムで要求される授業のほとんどを、元々履修するつもりでした。当時の自分には研究者を目指す強い覚悟こそなかったものの、参加することによるデメリットもありませんし(やめても卒業できる)、プログラムに参加しながらじっくり進路を考えようと思って志望しました(正直に言うと、研究者になりたいという願望は学部生の時から少しありました)。

自身の研究テーマについて

意思決定理論、特に個人の時間選好について研究しています。経済理論の多くが「将来」に対する評価を指数型割引で表現しますが、実証的なサポートは乏しいのが現実です。実は、私たちが普段行う意思決定のほとんどが時間上の利得に対してなされているにも関わらず、人がどのように将来の財を評価しているのか研究者にも未だによくわかっていません。それを明らかにすることを目指し実験室実験や理論モデルの研究を主に行っています。

学生へのメッセージ

主に5年一貫プログラムおよび博士進学を考えている学生向けになりますが、迷わずプログラムに参加してください。正直、コースワーク授業をすべてこなすのは本当にしんどいです。鬼のような授業と、鬼のような宿題と、鬼のような研究発表があなたを待ち受けています(本当です)。ただ、これらの課題を通じて得られるものは、今後の研究生活の土台となる知識と、研究分野を跨いだ仲間のネットワークです。どのみち退いて得られるものなどありはしないので、是非参加しましょう。優秀な後輩が入ってくるのを楽しみにしています。

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