制度構築の政治経済学−期待実現社会に向けて−
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予定表 -詳細情報-

件名 LS 山崎新氏/日野愛郎氏
開始日時 2012年 11月 13日 (火曜日)   12時15分 (GMT+09:00)
終了日時 2012年 11月 13日 (火曜日)   12時50分 (GMT+09:00)
場所 1号館401教室
詳細 GLOPE II ランチタイムセミナー

【タイトル】政治知識測定におけるDK選択肢の持つ意味
【報告者】山崎新(早稲田大学)
【概要】CASIやWEB調査、郵送調査などの調査モードは回答者が自ら質問文や選択肢を見て回答を行う。その際、「わからない」という選択肢の存在は、その回答にどのような影響を与えているのだろうか。本研究は政治知識の測定に関して、この「DK(Don't Know)選択肢」を実験刺激とした調査実験を行い、その効果を示そうとするものである。Mondak(1999)では、政治知識の測定についてはDKは含めることによって回答者の持つ政治知識量が過小評価されてしまい、独立変数として用いる場合、従属変数として用いる場合双方においてバイアスを生むことを実証している。そこで、本研究では政治知識測定項目において、DK選択肢を与える群と与えない群に回答者を分け、更に回答する際の視線を測定することによってより多角的にDK選択肢の効果を明らかにすることを目的とする。


【タイトル】回答選択肢の順序効果:アイトラッカーによる測定
【報告者】日野愛郎(早稲田大学)
【概要】世論調査における回答選択肢は、視覚的に提示された場合、リストの初めの方で提示された項目が選ばれる傾向にあることはこれまでの研究で指摘されてきた(Krosnick and Alwin 1987; Schuman and Presser 1996)。本研究は、このような回答順序効果(response order effect)、ないし、初頭効果(primacy effect)が、質問内容の性質によって条件付けられるとの仮説を立て、実際の世論調査データとアイトラッカーによる視線測定の分析を通して検証する。具体的には、政党支持質問のような既知の質問や対立争点質問のようなはっきりと違いがある回答選択肢が提示された場合には初頭効果が生じず、初見の質問や合意争点質問のような違いが見えにくい回答選択肢が提示された場合に初頭効果が生じやすいことを作業仮説として、検証を進めた。その結果、政党支持質問では順序効果は生じず、一般的に馴染がないと思われる価値観を測定する質問において、有意に順序効果が生じていることが、世論調査の回答分布、視線の滞留時間のいずれにおいても確認された。

* The talk will be given in Japanese.
カテゴリー 政治経済学基礎セミナー・ランチタイムセミナー
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