制度構築の政治経済学−期待実現社会に向けて−
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予定表 -詳細情報-

件名 LS 豊田紳氏
開始日時 2012年 4月 17日 (火曜日)   12時15分 (GMT+09:00)
終了日時 2012年 4月 17日 (火曜日)   12時50分 (GMT+09:00)
場所 1号館401号室
詳細 GLOPE II ランチタイムセミナー
(時間)12:15〜12:50
(場所)1号館401教室

【報告者】豊田紳氏(早稲田大学政治学研究科)
【タイトル】独裁体制における部分的競争選挙導入の試みとその蹉跌:1937年ソ連および1965年メキシコを比較する

【概要】独裁体制における議会や選挙は、体制に積極的に貢献するとする研究が近年、急速に増えている。これらの議論によれば、独裁制下の政治制度は、反対派勢力の分断や社会内の諸利益の取り込み、汚職政治家の摘発や軍その他の政治エリートの離反防止といった理由から体制に利するとされ、経験的にも少数事例研究・ラージN計量分析によってその積極的効果が繰り返し検証されている。これら研究は、確かに独裁体制に関する我々の知識を大きく前進させたが、他方で、(1)制度変化の論理が理論に内在しておらず、(2)また既存政治制度を何らかの有益な機能を果たすと前提し、そのリスクを分析しない点で機能主義の危険がある。本報告は、1937年、スターリン憲法下ソ連で導入された党内選挙および最高ソヴェトに対する直接・秘密・普通選挙導入とその撤回、および1965年にメキシコで実施された地方自治体首長選挙の候補者選出過程への党内予備選挙導入の試みとその失敗の事例を導きの糸として、いつ独裁者は政治制度を変更しようとするのか、また可能であるのか、という独裁体制下の政治制度変化の問題に一つの解釈を与えるものである。

*The talk will be given in Japanese.
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カテゴリー 政治経済学基礎セミナー・ランチタイムセミナー
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