予定表 -詳細情報-
| 件名 | WS 実験経済学セミナー |
| 開始日時 | 2012年 3月 1日 (木曜日) 16時00分 (GMT+09:00) |
| 終了日時 | 2012年 3月 1日 (木曜日) 18時00分 (GMT+09:00) |
| 場所 | 1号館401教室 |
| 詳細 | 実験経済学セミナー (1)報告者: 和田良子(敬愛大学) タイトル: A Factor Analysis of Transaction Costs in Time Preference Experiments 【概要】 実験により計測された時間選好率が高すぎることは良く知られているが,我々の研究は,時間選好率の計測結果に含まれるバイアスを取り除いて,純粋な時間選好に近いものを計測する試みである.バイアスの要因は時間選好率を測る実験の手法に共通かつ不可避なものである.確実な今すぐの報酬の受けとりと等価な将来報酬を回答させるとき,実験者への報酬の預託コストと後日報酬を受け取るコストがあると考えられる.この2つについて,1回のみの報酬受け取りによる先行研究では区別できなかったが,我々は報酬受取りを2回にしたことで,各要素の分離が可能になり,その結果,より低い時間選好率を得た. (2)報告者: 鍵原理人(福岡大学経済学部) タイトル: 囚人のジレンマにおける協力の選択に対する非協力探知型情報構造の効果についての実験的研究 【概要】 囚人のジレンマの利得構造の下で,プレイヤーの先手/後手の手番はランダムに決められ,先手が非協力行動を選択する場合にのみその行動が後手によって観察されるとする.このゲームと通常の囚人のジレンマとの相違は情報構造の違いに帰着する.情報構造がこのように修正された囚人のジレンマを非協力探知型情報構造を持つ囚人のジレンマと呼ぶ.非協力探知型情報構造を持つ囚人のジレンマには,利得構造がある一定の条件を満たすとき,双方のプレイヤーが協力的戦略を選択して協力行動がプレイされるナッシュ均衡が存在する.本研究の目的は,このゲームの協力的戦略の選択比率が,通常の囚人のジレンマの協力的戦略(協力行動)の選択比率に比べて,高いか否かを実験によって検証することにある.実験の結果,理論が示唆する範囲の利得構造において,協力的戦略の選択比率は非協力探知型情報構造を持つ囚人のジレンマで高まることが示される. |
| カテゴリー | ワークショップ・セミナー |







