制度構築の政治経済学−期待実現社会に向けて−
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予定表 -詳細情報-

件名 LS 釜賀浩平氏
開始日時 2009年 11月 24日 (火曜日)   12時15分 (GMT+09:00)
終了日時 2009年 11月 24日 (火曜日)   12時50分 (GMT+09:00)
場所 1号館 303教室
詳細 GLOPE II ランチタイムセミナー

【報告者】 釜賀 浩平 (早稲田大学 経済学研究科)
【タイトル】 Non-interference and utilitarianism
       (joint work with Susumu Cato)
【概要】
 本研究では,政策や社会状態の優劣評価方法について,社会構成員の満足の水準(効用)に基づいて評価を行う方法を分析している.評価方法の例としては,社会構成員の効用総和の大小比較によって優劣評価を行う功利主義順序など,いくつかの方法を考えることができるが,本研究では,評価方法が満たすべき条件として,J.S.ミルが『自由論』で論じている危害原理を取り上げ,それを満たす評価方法について分析を行った.危害原理の数理的定式化については,社会的選択理論のいくつかの最近の研究において議論がなされているが,本研究では一様で加法的な不干渉 (Uniform Additive Non-interference) と呼ばれる危害原理の定式化を考えている.定理1では,この不干渉の条件と,最小限の増加性 (Minimal Increasingness) と呼ばれる弱い形式のパレート条件,および,匿名性(Anonymity) と呼ばれる各個人の利害を等しく取り扱うことを要請する条件,の三つ全てを満たす優劣評価順序が功利主義順序のみであることを示している.

カテゴリー 政治経済学基礎セミナー・ランチタイムセミナー
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