制度構築の政治経済学−期待実現社会に向けて−
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予定表 -詳細情報-

件名 WS Michele Lombardi
開始日時 2009年 9月 15日 (火曜日)   16時30分 (GMT+09:00)
終了日時 2009年 9月 15日 (火曜日)   18時00分 (GMT+09:00)
場所 現政研会議室
詳細 タイトル:Liberal Egalitarianism and the Harm Principle
報告者:Michele Lombardi

【概要】
制度構築の政治経済学の中で考察すべき規範的問題の1つに、制度が許容する自由の問題がある。すなわち、持続可能な制度の要件として、それに参加する人々の自由を可能な限り許容することが要請される。Lombardi 氏の研究は、人々に許される自由の範囲を公理によって特徴づけるという一連の研究に属するものであり、そのような持続可能な制度の性質と役割を解明するための基礎研究である。氏の議論の出発点はジョン・スチュアート・ミルの自由論である。ジェレミー・ベンサムの功利主義を基礎に新たな自由主義を展開したミルは、自由主義原理の中心に「危害原則」(他者に危害を及ぼさない限り許されるという条件)を置いた。Lambadori氏の研究は、ミルの危害原則を、世代間衡平性を分析する無限効用流列を用いた枠組みに、他の公正性や効率性の公理と同様の数学的形式で導入することにより、世代間衡平性の原理を特徴づけるという研究であり、その公理を用いて自由主義的平等主義の原理の特徴づけが与えられている点が興味深い。



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