研究課題
- 年少者日本語教育学
- 移民・難民研究
- 「移動する子ども」学
略歴等(1 最終学歴・学位 2 職歴 3 主な著書・論文)
■1 大阪大学大学院文学研究科博士後期課程。博士(文学、大阪大学)。
■2 オーストラリア・クイーンズランド州教育省日本語教育アドバイザー、宮城教育大学助教授・教授、早稲田大学日本語研究教育センター教授を経て、2003年より現職。
■3 『「移動する子どもたち」と日本語教育-日本語を母語としない子どもへのことばの教育を考えるー』(編者)明石書店、『私も「移動する子ども」だった-異なる言語の間で育った子どもたちのライフストーリー』(編者)くろしお出版、『「移動する子どもたち」のことばの教育学』くろしお出版、『「移動する子ども」という記憶と力-ことばとアイデンティティ』(編者)くろしお出版、『移動とことば』(共編)くろしお出版など。
研究紹介
幼少期より複数言語環境で成長する子どもたちが世界各地で増加しています。私はそれらの子どもたちを「移動する子ども」という分析概念で捉え、その子どもたちのことばの教育に関する多様な研究課題を日本語教育の視点から考えています。日本国内外で成長する子どもたちの日本語教育は「移動する時代」のグローバル・イシューであり、「移動する子ども」学は子どもから老人まで含む新しい研究領域なのです。