Graduate School of Japanese Applied Linguistics早稲田大学 大学院日本語教育研究科

Open Lectures

公開講座

Workshop

日本語教育実践ワークショップ

日本語教育の現場で遭遇する問題に対し、より実践的に即した問題解決型の講座を望む人がでています。

これまでの聴講型講座とは別に、日本語教育の問題を論議しあうワークショップを開設し、公開講座受講生や日本語教育の現場で日々問題と向き合っている教師・ボランティア・行政担当者の方々向けにワークショップを行います。

座学ではなく、担当講師、参加者が意見を述べ交流する形式の講座です。

  • 募集定員
    各ワークショップ 約30名(定員に達し次第締め切ります。)

ワークショップ内容詳細

2018年度

①ものづくりや介護分野で働く技術実習生への日本語教育実践

第1回:4月7日 (土)13:30~15:30
第2回:4月14日(土)13:30~15:30
第3回:4月21日(土)13:30~15:30
早稲田大学大学院 日本語教育研究科
教授 宮崎 里司
早稲田大学日本語教育研究センター
インストラクター(非常勤)中野 玲子
早稲田大学日本語教育研究センター
インストラクター(非常勤)上田 潤子
外国人技能実習制度は、2017年度には75職種(135作業)に達し、毎年多くの実習生が入国しています。実習生への日本語教育においては、渡日前と来日後のアーティキュレーション、日本語教師と実習先企業のアーティキュレーション、生活者をしての視点など、課題が山積しています。
本ワークショップでは、技能実習生向け日本語教育について、製造業や介護の技能実習生を例に、アカデミック・ジャパニーズとは、どのように異なるのかを、実践例を紹介するとともに、カリキュラム、教材、評価、さらには、こうした実習生を教える場合、日本語教師が備えるべき資質などについて、専門分野別日本語教育の観点から、一緒に考えていきます。

  • 1回目:技能実習制度を概観し、渡日前と入国後の日本語講習におけるアーティキュレーション(連続・整合性)、および日本語教師と実習先のアーティキュレーションについて問題点と解決策を検討する。
  • 2回目:主に介護の技能実習生向け日本語教育の中でも、日本語学習と現場での実習の連動について考察し、日本語教師と介護職との協働を目指したシラバスを立案する。
  • 3回目:主に製造業に就労する技能実習生向け日本語教育について考察し、授業内で実施するタスクを考える。

このワークショップは、専門分野の日本語教育として、現在需要が高まっている技能実習制度で来日する実習生に対する日本語教育実践を紹介します。
具体的には、制度設計や、カリキュラムのデザイン、教科書、教材の紹介、さらには、ワセダバンドスケール(介護版)という、早稲田で新たに開発された介護分野の日本語能力診断ツールを使った日本語能力診断の使い方も説明していきます。

 

②「移動する子ども」の日本語教育
― 複言語・複文化の視点からことばの教育を考える ―

第1回:6月9日(土)13:30~15:30
第2回:6月16日(土)13:30~15:30
第3回:6月23日(土)13:30~15:30
早稲田大学大学院日本語教育研究科
教授 川上 郁雄
早稲田大学グローバルエデュケーションセンター
非常勤講師 森沢 小百合
目黒区教育委員会
非常勤職員 人見 美佳
幼少期より複数言語環境で成長する子どもが増えています。日本で第二言語として日本語を学ぶ子ども、国外で継承語として日本語を学ぶ子どもなど、多様な背景を持つ子どもが国内外で日本語を学んでいます。幼少期より複数言語を学ぶ子どもたちへの日本語教育はどのような実践が考えられるのでしょうか。本ワークショップでは、次の3つのテーマを考えます。

  • 1回目 : 子どもの直面する課題を考える
  • 2回目 : 子どものことばの学びと実践を考える
  • 3回目 : 子どものライフコースを考える

ワークショップでは、具体的な子どもの例をもとに、子どもの抱える課題やことばの学びについて、受講生のみなさんと意見交換をしたり作業をしたりしながら考えていきます。みなさんの積極的なご参加を期待しています。
テキスト:川上郁雄他編『日本語を学ぶ/複言語で育つ―子どものことばを考えるワークブック』(くろしお出版 2014)

③語句を使えるように学ぶための教材を作ろう
―中級からの語彙の学習と指導を考える  ―

第1回:9月29日(土)13:30~15:30
第2回:10月6日(土)13:30~15:30
第3回:10月13日(土)13:30~15:30
早稲田大学日本語教育研究センター
講師(任期付)三好 裕子
*受講生の人数によりサポートスタッフがはいります。
語彙の一般的な学習方法は単語と訳を対で覚えるというものですが、この方法だけでは、学習した語句を、必ずしも適切に使用できるようにならないという問題があり、中級以降この問題は大きくなります。しかし、語彙の指導は教師が経験や勘で、例文などを用い、一方的に教える形で行うことが多いのが現状です。

このワークショップでは、以下のような日程で行います。

  • 1回目:学習者が作成した短文の分析を行い、語句の使用に関して、学習者がどのような誤りを犯しやすいかを知る。
  • 2回目:誤りを防ぎ、適切な使用ができるように学ぶための問題の作成を試みる。
    対象は中級レベルを想定し、問題作成はグループで行う。
    問題作成にあたり、語句の実際の使われ方を調べるための資料や方法を紹介する。
  • 3回目:作成した問題の発表を行い、問題とそれを用いた指導についてディスカッションを行う。

「語彙は覚えるしかないもの」と思われがちですが、覚えた言葉が使えないと悩む学習者は多く存在します。この講座では、語彙リストを覚えるだけでなく、考えながら使える語句を増やしていけるようにするための教材となる問題の作成を試みます。そして、問題の作成を通して、教師が一方的に知識を与え、覚えさせるのではなく、考え、理解させる語彙指導が実現できる可能性があることをお伝えするとともに、そのための方法を一緒に考えたいと思っています。

④学習環境を捉えなおす
― ラーニングポートフォリオとマップで立体的に考える―

第1回:11月17日(土)13:30~15:30
第2回:12月 1日(土)13:30~15:30
第3回:12月 8日(土)13:30~15:30
早稲田大学日本語教育研究センター
講師(任期付)齋藤 智美
学習環境は学習者にとっても教員にとっても、学びの土壌として大切なものです。学習と環境について考えることは、実際の授業計画を立てる際の基盤となるでしょう。本ワークショップでは、参加者同士で意見交換しながら、簡易版ラーニングポートフォリオとリソースマップを作成し、学習環境を多角的 ・立体的に捉えていきます。

  • 1回目:簡易版ラーニングポートフォリオで学びを振り返る
  • 2回目:リソースマップを作成し学びを可視化する
  • 3回目:学びと学びのつながりから学習環境を捉える

本ワークショップはグループでのアクティブラーニングによって学習環境について考えていきます。第1回と第2回では、次回までの課題があり、それを活動のリソースとして持ち寄ります。
アクティブラーニングを体験しながら、参加者ひとりひとりが考えを深め、気づき、発見することになります。

受講料・お申込み方法

受講料(教材費を含む)

  • 各ワークショップ:各ワークショップ:15,000円(在学生5,000円)
    ※在学生:早稲田大学の学部・大学院・日本語センター・芸術学校に2018年度在学している方。

お申込み方法

1.オンラインレジストレーション
  • こちらの申請フォームから画面の案内に従って、個人情報を入力してください。
  • 大学院日本語教育研究科より受講料の「振込用紙」を郵送します。
2.受講料の振込
所定の振込用紙に氏名、住所をご記入の上、銀行窓口からお振り込みください。

  • ATM、インターネットからの納入はできません。
  • 一度お支払いただいた受講料の返金はできませんので、ご了承ください。
  • 受講料振込後、銀行の収納印を確認し領収書のコピーを受け取ってください。
  • 開講直前(開講2日前および前日)に振り込んだ場合は、ワークショップ初日に「領収書のコピー」を持参してください。※3日前までに振り込んだ場合は、持参不要です。
3.申込手続完了

パンフレット

お知らせ

早稲田大学中央図書館の利用

ワークショップの授講期間中に早稲田大学中央図書館を利用することができます。(貸出不可、閲覧のみ)図書館利用日の際には受講証が必要です。図書館の開室時間は、中央図書館のホームページでご確認ください。

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