Graduate School of Japanese Applied Linguistics早稲田大学 大学院日本語教育研究科

Open Lectures

公開講座

Workshop

日本語教育実践ワークショップ

公開講座受講(修了)生や日本語教育の現場で日々学習者と向き合っている教師・ボランティア・行政担当者の方々を対象とした、より実践的で問題解決型のワークショップです。
公開講座やオンデマンド講座とは異なり、担当講師、参加者がそれぞれ意見を述べ、実体験とよりよいソリューションを共有し、双方向に議論し、交流も行うインタラクティブ形式の講座です。

  • 募集定員
    各ワークショップ 約30名(定員に達し次第締め切ります。)  *講座開講最少人数は5名以上となります。
  • 開催場所
    早稲田キャンパス

ワークショップ内容詳細

2019年度

①介護分野で働く外国人就労者への日本語教育実践

第1回: 4月13日 (土) 13:30~15:30
第2回: 4月20日(土) 13:30~15:30
第3回: 4月27日(土) 13:30~15:30
早稲田大学大学院日本語教育研究科
教授 宮崎 里司
早稲田大学日本語教育研究センター
インストラクター(非常勤) 中野 玲子
学校法人早稲田速記医療福祉専門学校
介護福祉科学科長 岩上 由紀子
現在、労働市場では、外国人就労者が活躍していますが、とりわけ介護福祉の現場は、その労働力に期待する声が高まっています。しかしながら、専門性を高める上での日本語教育の課題は大きく、人材も不足しているのが現状です。本ワークショップでは、介護福祉分野の日本語教育について、アカデミック・ジャパニーズとは、どのように異なるのかを、実践例を紹介しながら、カリキュラム、教材、評価、さらには、日本語教師が備えるべき資質などについて、専門分野別日本語教育の観点から考えていきます。

  • 1回目: 外国人介護福祉就労者をめぐる日本の政策や課題について概観する。
  • 2回目: 日本語学習と現場での実習の連動について考察し、新たに考案中の、介護の現場に即した日本語教育とその評価方法を紹介する。
  • 3回目: 介護の実習場面での実習を通した、現場での日本語運用について考える。

介護分野での外国人就労者の増加に伴い、介護事故などを引き起こさない人的サービスとしての日本語研修は、ますます重要になってきています。このワークショップでは、専門分野の日本語教育や、介護日本語に関心のある日本語教師や、現場で外国人介護人材の研修に当たっている関係者を対象に、介護研修の現場での実践も含めて、「介護の日本語」について考えます。

〔参考図書〕宮崎里司『外国人介護職への日本語教育〜ワセダバンドスケール(介護版)を使った教え方』(日経メディカル出版 2017)

②「移動する子ども」の日本語教育
-複言語・複文化の視点からことばの教育を考える-

第1回: 6月 8日(土) 13:30~15:30
第2回: 6月15日(土) 13:30~15:30
第3回: 6月22日(土) 13:30~15:30
早稲田大学大学院日本語教育研究科
教授 川上 郁雄
麗澤大学日本語教育センター
専任講師 森沢 小百合
目黒区教育委員会
非常勤職員 人見 美佳
幼少期より複数言語環境で成長する子どもが増えています。日本で第二言語として日本語を学ぶ子ども、国内外で継承語として日本語を学ぶ子どもなど、多様な背景を持つ子どもが国内外で日本語を学んでいます。幼少期より複数言語を学ぶ子どもたちへの日本語教育はどのような実践が考えられるのでしょうか。本ワークショップでは、次の3つのテーマを考えます。

  • 1回目 :  子どもの直面する課題を考える
  • 2回目 :  子どものことばの学びと実践を考える
  • 3回目 :  子どものライフコースを考える

ワークショップでは、具体的に日本語支援を行う子どもを想定し、いろいろな課題について、受講生のみなさんと意見交換をしたり作業をしたりしながら考えていきます。みなさんの積極的なご参加を期待しています。

③ものづくり分野で働く外国人就労者への日本語教育実践

第1回: 10月 5日(土) 13:30~15:30
第2回: 10月12日(土) 13:30~15:30
第3回: 10月19日(土) 13:30~15:30
早稲田大学大学院日本語教育研究科
教授 宮崎 里司
株式会社テクノスマイルJPA
専任講師 三沢 萌夏
早稲田大学日本語教育研究センター
インストラクター(非常勤) 中野 玲子
早稲田大学日本語教育研究センター
助手 福村 真紀子
2019年度は、従来の外国人技能実習制度に加え、政府が外国人労働者の受け入れ拡大のために新設する在留資格「特定技能」が導入され、建設や造船など、ものづくり分野での役割参加が予想されています。こうした状況を踏まえ、渡日前と来日後や、日本語教師と実習先の現場のアーティキュレーション(連続的な研修)の課題に加え、生活者としての視点など、課題が山積しています。本ワークショップでは、こうした外国人就労者に対する日本語教育例を紹介するとともに、カリキュラム、教材、評価方法や、日本語教師が備えるべき資質などについて、専門分野別日本語教育の立場から、実践を踏まえて考えていきます。

  • 1回目: 技能実習制度を概観し、渡日前と入国後の日本語講習や、日本語教師と実習先の担当者とのアーティキュレーションについて、その問題点と解決策を検討する。
  • 2回目: 主に製造系技能実習生が働く現場での、日本語教育と実習の連動性について、現場で入国後講習に当たる日本語教師が、その実践を紹介する。
  • 3回目: ものづくりに従事する外国人就労者向けの日本語教育カリキュラムを、タスクベースの実践日本語教材を基に考える。

いま日本の生産現場では、技能実習生をはじめとした、外国人就労者の役割は、ますます大きくなってきています。技能実習制度は、このような現場で働く外国人に、技能の海外移転を目的としていますが、留学生や高度人材とは異なる日本語力が求められています。このワークショップでは、そうした日本語の学びを支援する日本語教育の在り方について考えていきます。

④学習環境を捉えなおす
― ラーニングポートフォリオとリソースマップで立体的に考える―

第1回: 10月26日(土) 13:30~15:30
第2回: 11月 9日(土) 13:30~15:30
第3回: 11月16日(土) 13:30~15:30
早稲田大学日本語教育研究センター
講師(任期付) 齋藤 智美
学習環境は学習者にとっても教員にとっても、学びの土壌として大切なものです。学習と環境について考えることは、実際の授業計画を立てる際の基盤となるでしょう。本ワークショップでは、参加者同士で意見交換しながら、簡易版ラーニングポートフォリオとリソースマップを作成し、学習環境を多角的・立体的に捉えていきます。

  • 1回目: 簡易版ラーニングポートフォリオで学びを振り返る
  • 2回目: リソースマップを作成し学びを可視化する
  • 3回目: 学びと学びのつながりから学習環境を捉える

本ワークショップはグループでの活動によって学習環境について考えていきます。第1回と第2回では、次回までの課題があり、それを活動のリソースとして持ち寄ります。ひとりひとりが考えを深め、気づき、発見していくことになります。

〔参考図書〕宇都宮裕章『生態学的言語論が語る 学びの未来』(風間書房 2018)

 

受講料・お申込み方法

受講料

  • 各ワークショップ: 15,000円(在学生5,000円
    ※在学生:早稲田大学の学部・大学院・日本語教育研究センター・芸術学校に受講年度に在籍している方。

お申込み方法

1. オンラインレジストレーション
  • お申込みはこちらの案内に従って、入力してください
  • 原則として各ワークショップ開始の10日前までにお申込みください。期日を過ぎてからのお申込みについては、当研究科までお問い合わせください。
  • オンラインレジストレーション受付後、大学院日本語教育研究科より申込手続についてのご案内書類を郵送いたします。
2. 受講料のお支払い
ご案内した支払期日までに、受講料を所定の払込用紙にて、コンビニエンスストアよりお支払ください。

  • 当研究科窓口でのお支払いは受け付けておりませんので、必ずコンビニエンスストアにてご入金をお願いいたします。
  • 受講料支払後、収納印を確認し、払込受領証をお受け取りください。
  • 開講前、開講中に受講をとりやめた場合でも、原則としてお支払いただいた受講料の返金はいたしかねます。
  • 講座開講最少人数(5名)に達しない場合は、開講しません。その場合は原則10日前に電子メールでご連絡のうえ、お支払いただいた受講料を返金します。
3. 申込手続完了
ワークショップ初回の受付時に「受講証」を交付します。

お知らせ

早稲田大学中央図書館の利用

受講期間中は早稲田大学中央図書館をご利用いただけます(貸出不可、閲覧のみ)。

図書館利用の際は受講証をご提示ください。図書館の開室時間は、中央図書館のホームページでご確認ください。

受講証明書の発行

各コース終了後、所定の条件を満たした方に受講証明書を発行します。

科目等履修生・修士課程への進学について

ワークショップの受講を経て、さらに日本語教育学への知見を深めることに関心を持たれた方は、当研究科の科目等履修生制度や修士課程への進学をご検討ください。

  • 正規課程カリキュラム等の詳細はこちら
  • 入試情報(科目等履修生含む)の詳細はこちら
  • 研究科案内(パンフレット)はこちら
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