主催:日本語教育研究科
日研では、日研生の論文作成能力の向上のために「論文作成セミナー」をシリーズで行っています。以下に、第2回のご案内をいたします。修士課程、博士課程在籍者なら誰でも参加できます。
誰が参加するの? あなたでしょう。
どんなセミナー?
「論文を、どのように作成したのか」を講演者が自らの体験をもとに具体的に話します。研究論文を執筆している人、これから始める人にも役に立つセミナーです。調査や実践をどう書くのか、講演者の独自の視点、アイディアを学び、共有しましょう。
このセミナーは、「論文作成のノウハウを初心者に講義をする」という大学の講義のイメージではありません。日研の先輩がインフォーマルで、刺激的なお話をし、参加者とともに考えることを目指します。
日時・場所: 2015年5月26日(火)16:30~18:00
早稲田キャンパス19号館516教室
第2回の講演者: ゲオルギエバ ベロニカさん
(早稲田大学大学院日本語教育博士課程修了、2015年博士号取得者)
講演タイトル: 論文作成の悩みや疑問を乗り越える
概要: 論文を作成するというのは、膨大な時間と努力がかかるものだというイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。そのため、論文を書かないといけないと思っても、なかなか書き出せない、つまずいたときは、どうしたらいいか分からなくて、進まないなどの悩みを抱く方が多くいらっしゃると思います。「どのぐらい書けばいいの?」「どのような順番で書いていけばいいの?」「章立てはどうしたらいいの?」など。疑問や悩みが多いのではありませんか。この講演では、こういった悩みを、講演者が修士論文や博士論文を執筆しているときにどのように乗り越えたかお話します。そして、参加者の皆さんがそれぞれ自分の論文作成の過程を考え、疑問をクリアにし、作成のプランを立てます。皆さんの悩みや疑問をシェアできる場にすればよいと思います。