研究テーマ
変動する東アジア秩序における日韓関係の課題
Tasks for the Japanese-Korean Relations in the Changing East Asian Regional Order
代表者
李 鍾元教授
研究目的/意義/運営方法/期待される成果
2023年度には、対外的な行事として、大きく変容している東アジア情勢における日韓関係の現状と課題をテーマとして設定し、国際シンポジウムの開催を計画している。東アジア地域秩序の変容とともに、日韓関係も大きな転機を迎えているという状況認識の下、2023年が「日韓パートナーシップ宣言」(通称「金大中・小渕共同宣言」)の25周年の節目であることを踏まえ、日韓関係のあり方について、日韓の専門家が多面的に議論する場を設けたいという趣旨である。昨年度末以来、ソウル大学国際大学院および付設の日本研究所の関係者との間で、9月ごろ早稲田大学での開催を目指し、予算や内容などについて予備的な議論を進めている。
その他に、定例の研究活動としては、部会メンバーを中心に、日本の朝鮮半島研究者や実務家、ジャーナリストらを交えて、年3回ほどの研究会を計画している。