Institute for Advanced Studies in Education早稲田大学 教育総合研究所

News

ニュース

12/8(日)教育総合研究所教育最前線講演会シリーズ30『「片隅の世界」からつむがれる教育と研究』

<早稲田大学教育総合研究所教育最前線講演会シリーズ30>
『「片隅の世界」から つむがれる教育と研究』

【概要】
「片隅の世界」という視点から教育や研究をとらえ直すと新たな世界が見えてきます。しかし、残念ながら現状を変えるのはそう簡単ではありません。四半世紀にわたるデフレ経済、存在論的不安をあおりながら個人化を迫る後期近代、政治主導という名の不寛容な父権主義…。「片隅の世界」を食いつぶしてきたこれらの変化にきちんと対峙しない教育と研究で本当によいのでしょうか?この企画では、「世界の片隅」を自分事とした上で「片隅の世界」へと織り成される過程に伴走していくことの意味を参加者のみなさんといっしょに考えてみたいと思います。
まず、『この世界の片隅に』(こうの史代作)を手がかりに教育と社会のいまを読み解きながら企画者から問題提起を行います。これを受けて、人間の傍らにいることに長年こだわりながらドキュメンタリー映画を撮りつづけている伊勢真一監督の「つぶやき」を聴いていただきます。続いて、「人間する」をキーワードにイタリアの精神医療・保健のありようを深く丁寧に描く文化人類学者の松嶋健氏から「魂の航海(プシコ・ナウティカ)」の秘密が解き明かされていきます。最後に、「片隅の世界」が最もつむぎにくい高校という場において、生徒の主体変容を軸に実践を進化させてきた「松高(まつこう)」の取り組みが同校のキーパーソン平野智之氏によって語られます。筋書き通りには運ばない…というか筋書きそのものにこだわらず「世界の片隅」から始める対話の空間をきっかけに、参加者のみなさんのそれぞれの「片隅の世界」がつむがれることを心から願っています。お互いを生きにくくする病みくたびれたこの社会を再生させる言葉を見つけに来てみませんか?

日時:2019年12月8日(日) 第Ⅰ部 10:00-12:00 第Ⅱ部 13:30-17:00
場所:早稲田大学早稲田キャンパス3号館406号室
※事前予約不要、参加費無料、途中入退場可
※当日の登壇者はポスターをご覧ください

≪第Ⅰ部≫ 伊勢真一監督作品『えんとこの歌』(2019年)上映会
10:00 第Ⅰ部開会
10:05 上映
11:45 上映終了・コメント

■『えんとこの歌』について
ドキュメンタリー映画『えんとこ』(1999年)は、監督の学生時代の友人、遠藤滋さんが脳性マヒで寝たきりの生活を強いられる中、介助者たちの力を借りながら生きる姿を3年にわたって撮影した映画です。上映作品『えんとこの歌』は、相模原事件の報道を耳にしたのをきっかけに、20年近くの時間を経て再び遠藤さんと介助者との「寄り合い」の日々を追ったものです。25年の歳月にわたって詠み交わされる相聞歌にぜひ耳を傾けてみたいと思います。
詳細は、いせフィルムの公式ホームページをご覧ください。

≪第Ⅱ部≫ 講演会:「片隅の世界」から つむがれる教育と研究
13:30 第Ⅱ部開会
13:50 各講演
17:00 閉会

Dates
  • 1208

    SUN
    2019

Place

3号館406教室

Tags
Posted

Fri, 08 Nov 2019

Page Top
WASEDA University

早稲田大学オフィシャルサイト(https://www.waseda.jp/fedu/iase/)は、以下のWebブラウザでご覧いただくことを推奨いたします。

推奨環境以外でのご利用や、推奨環境であっても設定によっては、ご利用できない場合や正しく表示されない場合がございます。より快適にご利用いただくため、お使いのブラウザを最新版に更新してご覧ください。

このままご覧いただく方は、「このまま進む」ボタンをクリックし、次ページに進んでください。

このまま進む

対応ブラウザについて

閉じる