enpaku 早稲田大学演劇博物館

日本演劇 — 中世

Costume, Headpiece, and Drum for Motsuji Ennen

毛越寺延年の田楽踊 装束・太鼓・花笠(もう つう じ えん ねん でん がく おどり しょう ぞく たい こ はな がさ)

 

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上《21975》
上衣:巾157.0×丈92.0cm
袴 :巾37.0×丈87.0cm
脚絆:縦17.0×横32.0cm
帯 :巾8.0×全長248.0cm
中《21979》
太鼓:直径55.0×厚11.0cm
細撥:57.0cm
下《21977》
花笠:幅103.0×高44.0cm

平泉毛越寺では中世以来延年が行われている。毛越寺延年は、旧1月20日夜の常行堂(じょうぎょうどう)の摩多羅神祭(まだらじんさい)に催されるが、本資料はこの中の田楽踊に用いられる太鼓と装束である。太鼓は紙張りの締太鼓で、両面に龍の絵を描く。花笠は胡桃の皮を編んだもので、紙シデを垂れ、頂に桜・玉椿の造花をつけたものである。