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- 大学院ファイナンス研究科
- 理念/メッセージ
金融は、ビジネス・チャンスの発見と実現を手助けするツールを提供するだけではなく、経済活動を円滑に進め、私たちの将来の生活を支えるうえで不可欠なインフラです。早稲田大学大学院ファイナンス研究科は、2004年4月、金融ビジネスの中心地である日本橋に、新しいタイプの専門職大学院として開設されました。
本研究科は、金融機関だけではなく多くの一般事業法人や官公庁で働く人、独立した金融アドバイザーや経営者、会計士や弁護士など、多彩なバックグラウンドをもった人々が、金融を核とする高度職業人の専門教育という明確な目的のもと集う学び舎です。グローバルに通用する専門的知識はもちろん、金融が果たすべき役割と直面する課題についての理解を深め、「金融プロフェッショナル」としての見識と職業倫理を身につけ、幅広く活躍の場を広げることができます。
本研究科のカリキュラムの最大の特徴は、ファイナンスの理論だけではなく応用分野と関連分野を幅広くカバーし、専門性の高い知識をバランスよく学ぶことができる点にあります。また、多種多様なバックグラウンドを有する人々を受け入れるために、入学時にはファイナンスに関する前提知識を求めない方針をとっており、入学後に基礎から学べるよう独自のカリキュラムを組み立てています。
本研究科のもう一つの魅力は、修了生を含めた幅広い人的ネットワークにより、業種業界の枠を超えた活発な交流が行われている点でしょう。多様なものの見方に触れ切磋琢磨すること、お互いに刺激を与え合う仲間や本音で語り合える仲間を広げることは、在学生、修了生をはじめ、スクールにかかわるすべての人々の可能性を大いに高めるでしょう。
グローバルに通用する専門知識、専門家としての高い判断力、柔軟な思考と幅広いネットワークをもつ人材、これこそ、日本の経済と金融システムに求められているものです。多くの方が日本橋のファイナンス・スクールで学ばれることを期待しております。
| 早稲田大学商学学術院 大学院ファイナンス研究科・ファイナンス研究センター |
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|---|---|
| 大学院ファイナンス研究科長ファイナンス研究センター所長 | 首藤 惠 |
| 大学院ファイナンス研究科教務主任 | 竹原 均 |
| ファイナンス研究センター副所長 | 池田 昌幸 |
経営環境の変化から求められる社会人の再教育ニーズに応えて
今、わが国では、終身雇用・年功序列といった旧来型の雇用システムが崩壊し、企業もこれまでのゼネラリスト型管理者養成から、求められる分野で高い専門性が発揮できるスペシャリスト型管理者養成へと移行しはじめ、企業内の専門能力ニーズがさらに高まってきています。また、能力別報酬・評価システムの導入といった企業の雇用システムの変動に呼応し、中途退職や既成の優秀な人材を採用する中途採用が活発化するなど、労働市場は急速に流動化してきています。
こうした経営環境の変化に伴い、大学の高度専門教育への期待と必要性は、ますます高まってきたといえるでしょう。この傾向は、特に激しい変革の波にさらされている金融・資本市場関連業務において、とりわけ顕著なものとなっています。
早稲田大学大学院ファイナンス研究科は、このような時代背景のもと、ファイナンスに関する総合的な知識を高め、これからの社会を切り拓く高度専門職業人、財務・金融のスペシャリストの養成を目指しています。
市場型ファイナンスの時代に求められる高度専門職業人を養成
本研究科がその名に冠する「ファイナンス」とは、これまでの銀行等金融機関の与信行動や金融政策を中心とした狭義の金融ではなく、企業、家計、公的各部門の調達や運用行動をも対象とする、広い意味での「ファイナンス」です。。
金融・資本市場においては、銀行が仲介する従来型の金融システムから、大企業を中心に株式や社債などの証券を自ら発行し、直接市場から資金を調達する“市場型ファイナンス”に向かって急速な多様化・拡大化が進行しています。また、資産運用分野においても、資産の運用、商品開発、トレーディングなどの技法、証券分析など、市場回りの業務を行う技能へのニーズがますます高まっており、その結果、企業の財務担当者にはファイナンスの知識だけでなく、経済学、会計学、法学などの幅広い知識が求められるようになりました。こうした市場型ファイナンスの成長は、保有する情報量とその処理能力に強く依存するため、これらの情報を基礎に独自の分析調査によって有用な付加価値情報を生産し、業務として活用できる能力も求められています。
本研究科が目指すものは、こうした時代の変化に立ち遅れることなく、ファイナンス理論を中核として、隣接する会計、監査、財務分析、金融法務などの関連知識をバランスよく身につけた、総合的ファイナンススキルを有する人材の育成です。
金融マーケットの中心地「日本橋」で、最適な就学環境を提供
「早稲田大学日本橋キャンパス」は、地下鉄・日本橋駅から直結する日本橋一丁目ビル“コレド日本橋”の5階---テナントの1フロアを占有し、東京駅・丸の内も至近という絶好のロケーションに位置しています。高度なMBAプログラムを提供する専門職大学院ファイナンス研究科と併せて、「早稲田大学ファイナンス研究センター」のもとに、ファイナンスに関する中核的研究機関である「早稲田大学ファイナンス総合研究所」、および一般向け・企業向けに短期集中型のビジネス講座を提供する「早稲田大学ビジネス情報アカデミー」が設置された、早稲田大学のファイナンス分野における学術ネットワークや多様な教育ノウハウが蓄積された一大拠点です。
本研究科では、日本の金融・ビジネスの中心地“日本橋”に研究と教育の場を置くことにより、最新情報や金融・資本市場の動きを肌で感じながら学ぶことができます。そのため、金融業界を中心に様々なバックグラウンドをもつビジネスパーソンが集い、キャンパスは貴重な学びの場であると同時に、多彩な異業種交流の場ともなっています。授業は、多忙な現役社会人の就学に配慮し、平日夜間(18時30分~)と土曜日の集中開講-修了者にはMBA「ファイナンス修士」の専門職学位が授与され、新時代のビジネスリーダー、組織の次代を担う幹部候補生としての大きな飛躍が期待されます。
大学院ファイナンス研究科における3つの方針
1.ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与に関する方針)
早稲田大学は、本学の総合性・独創性を生かし、体系的な教育課程と、全学的な教育環境と学生生活環境のもとに、多様な学問・文化・言語・価値観の交流を育み、地球社会に主体的に貢献できる人材を育成することを使命とする。
大学院ファイナンス研究科の使命は、高度な理論と実践の融合により、金融の専門的能力を活用して広く国際社会に貢献できるビジネスリーダーを育てることである。本研究科は、最先端の研究成果を反映した教育プログラムを習得し、金融プロフェッショナルに求められる職業倫理を備え、社会の調和ある発展に貢献しうる者に対して、「ファイナンス修士(専門職)」の学位を授与する。
2.カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成・実施の方針)
大学院ファイナンス研究科の目標は、専門的能力と的確な判断力を備え、世界的視野で活躍できる高度専門職業人を教育することである。多種多様なバックグラウンドを有する人々を受け入れるため、ファイナンスに関する基礎的理論を提供する「ファイナンス基礎科目」群、および、専門的理論を提供する「ファイナンスコア科目」群を用意している。さらに、最先端の研究成果を反映した上級領域のファイナンス理論、経済学、会計学、法学の科目群を「選択科目」として配置し、経済学に基礎を置きつつ、会計学と法学が側面から支える科目編成としている。これらの科目群の履修によって、国際的視野、職業倫理を涵養し、理論と実証、およびその実務への応用を体系的に習得できるバランスのとれた教育体系を提供する。
3.アドミッション・ポリシー(入学者受入方針)
早稲田大学は、「学問の独立」の教育理念のもとで、一定の高い基礎学力を持ち、かつ知的好奇心が旺盛で、本学の理念である進取の精神に富む、勉学意欲の高い学生を、わが国をはじめ世界から多数迎え入れる。
大学院ファイナンス研究科入学者は本研究科を修了した後、未来のビジネスリーダーとして、習得した高度な専門知識・能力・倫理観を通じて国際社会に広く貢献することが期待される。本研究科は、どのようなバックグラウンドを有する人であれ、本研究科の教育目標に賛同し、自己の将来に向けたビジョンを明確に描き、その実現に向けて意欲と情熱をもって継続的な努力を惜しまない人を受け入れる。ファイナンスに関する知識は入学の必須の条件とはしないが、本研究科の「ファイナンス基礎科目」を受講できる能力を有することを想定している。




























