WISDOM

「WISDOM」(※)とは、大学における戦略や業務改革立案の方法論です。

従来の情報システムの多くは、システム部門主導型の開発でした。そのようにして開発された情報システムは、往々にして、業務担当者の要求が十分に反映されていなかったり、システム開発の過程が業務担当者から見えにくく、業務担当者がシステムの全容および情報(データ)管理体系を理解しにくい状況になっていました。

これらの問題を解決するために、実際に業務を行っている担当者が、目先の業務にとらわれることなく、どんなシステムが望ましいかということを考えながら、自分達で分析してシステムを構築していく「GENESIS」という手法を開発しました。

「WISDOM」はこの「GENESIS」をさらに発展させ、大学における戦略及び改革立案の手法として体系化したものです。単なる「問題解決型」の手法ではなく、現在よりさらによい状態を作り出すことにより、業務改革、組織改革さらには経営改革に資するものとして体系化されています。

この方法論を用いて、「プロジェクト企画立案」、「システム分析」など職員研修のツールとして利用されています。

wisdom概要図

  • (※)WISDOM
    Waseda Integrated Strategy Designand Organized Management の略。
    早稲田大学の職員たちが教員たちと協力しながら自らの手で作り上げてきた、業務改革や経営改革に資するワークショップ型の経営戦略企画立案手法。

書籍のご紹介

組織の知恵

「WISDOM」は、早稲田大学で開発され、プロジェクトの企画立案手法として実際に活用され始めています。組織にある「問題」よりも「理想」や「あるべき姿」を考えることから出発することで、新しい価値を創造する糸口を引き出すのが特長です。チーム全員参加型で行い、目的を達成させるために必要な資源(人、物、金)と活用方法を具体的に洗い出すことで、目的を設定し、実現性の高い企画書を作成します。WISDOMを実践することで、システム的思考やマネジメントを理解する人材の育成をすることも狙っています。

黒田学著
『早稲田の杜を変えた組織の「知恵」―WISDOMによる企画立案』
(早稲田大学出版部2008)




プロジェクト

早稲田大学の職員によるWISDOMに基づいた複数のプロジェクトの事例をもとに、大学におけるプロジェクト運 営手法を紹介した書籍です。

WISDOM@早稲田著
『大学は「プロジェクト」こんなに変わる』
(東洋経済新報社2008)】

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