世界的にバイオ燃料利用が広まる中、食料との競合や原料作物栽培に伴う土地利用変化による環境影響が問題となっている。本研究では、タイでの非食糧系作物(ジャトロファ)栽培の環境影響評価を通じ、栽培の可否や持続可能な管理手法の明確化を目的とした。評価項目を炭素・窒素・水とし、GHG排出と水消費の統合的な環境影響評価の結果、エネルギー生成との環境効率面で、南部地域の未利用地での栽培が有意であることを示した。
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