近年の森林管理の不足や遅れにより、森林の持つ多面的機能は低下しつつある。本研究は、その多面的機能を定量的に評価し、機能間重みづけによる価値の統合化を図り、その価値を向上する森林管理手法を構築・提案する事を目的とする。評価する機能は「木材生産」「CO2吸収」などとし、統合価値評価の結果、短期では現状の森林管理方法が、中長期では生産量最大化などの管理方法が森林の総合的な価値向上に寄与しうる事を示した。
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