
WBSを選び、WBSで学ぶ4人の現役生。
学びに向かうきっかけや、
バックグラウンドに違いはあっても
共通するものは、ある。
現在進行形で成長を続ける彼らのリアルボイスです。
表層的でない「知」を得るための一歩
島田:WBS進学の動機は、自分に新たな「強み」をつくりたかったから、でしょうか。ずっと医療機器の研究開発に携わってきましたが、その過程で新しい学びを得る必要性を感じたんです。WBSで学ぶうち戦略について考えるおもしろさを知り、自ら希望して仕事先の部署も異動させてもらいました。
鈴木:私はいわゆる転職組で、プロパー社員に比べると自分がどこか中途半端な気がしていました。このまま年齢を重ねていっていいのかと思い始めた頃、久しぶりに日経新聞を読んだら記事の内容が理解できなくなっていた。これはまずいと焦りを感じ、自分をブラッシュアップするためWBSに入学しました。
元島:私は、とあるビットで派手に負けたことがきっかけだったかもしれません。その際勉強不足を痛感し、もう一度学び直さなければという意識が芽生えたんです。
ジェシカ:知識を増やしたいと思ったのは私も同じ。かつて日本に留学した経験から、早稲田=高レベルの大学とのイメージがあったこと、専門とする人材マネジメントについて深く学べると知ったことがWBSを選んだ理由です。
鈴木:深い知識、広い視野を得たいというのは、共通の思いなんですね。
島田:MBAとMOT、双方の知識が得られるというのも魅力だし、実務とアカデミズムをバランスよく学べるのもいい。自身の研究を論文に仕上げていくというプロセスには特にアカデミズムを感じますが、論文執筆が必須のビジネススクールってあまり……。
ジェシカ:ないですよね。欧米でも聞かないです。でも、論文を書くこと自体いい経験だし、自分の学びを形にするという実感、充実感が得られると思います。
多様な方向から、多様な学びを
鈴木:人間って、つい怠けたくなってしまう生き物でしょう(笑)。でも、自分のこれからを考えれ
ば、学び続ける姿勢をもつのは大事なこと。MBAの取得がゴールというわけではないですし……。
元島:勉強するクセがつきますよね。それに、時間が限られているからこそ学びの密度も濃くなる。こういう環境が、一番人を成長させるんじゃないですか。
ジェシカ:私は海外でのインターン・プログラムにも参加したんです。そこでは、これまでより一段上から戦略的な人材組織について考えられたと思う。俯瞰的視野を身につけつつあるとの実感が得られる経験でした。
鈴木:授業、あるいは仕事のうえでのちょっとした疑問を口にすると、必ず誰かから答えが返ってくる。学生の発言に先生が「なるほど」と感心することも少なくない。教える者、教えられる者が固定されていないのもいいですよ。
島田:学生はそれぞれがスペシャリストですからね。そういう意味では、学生だって立派な先生。属する業界が違えば、物事の見方、分析の仕方なども違ってくるでしょう? そんな「自分にないもの」を共有することで、お互いが成長しているという感覚があります。
元島:全日制は、周囲に外国人がいるのが当たり前という環境。そのため自分の中の「固定されたもの」が、毎日何かしら崩されていきます。数カ国語が飛び交うなかで議論するのが日常になると、国内、国外と意識することもなくなってくる。もしかしたらWBSの授業は、グローバル化が進むビジネス界の縮図と言えるのかもしれません。
島田:実は私、働きながらビジネススクールに通うには、何かしら犠牲を払う必要があると思っていたんです。けれど、実際はそうじゃなかった。もちろん時間やお金など投資しなければならないものはありますが、それ以上に新しい知見や知己、確かな向上心などたくさんのものを得られています。総合してみたら、けっこうお得だったかなって。
元島:私はもう投資分を回収できた気がしていますけれどね。だからあとは、いただく一方(笑)。けれど、WBSで得たものをどう発展させ実践につなげるか、こればかりは自分で考えるべきことでしょうね。




Copyright© 2010 Waseda University. All Rights Reserved.