【Waseda Goes Global】橋本副総長がEU代表部ミーティングで本学の国際化の取組みについて発表

4月27日、橋本周司早稲田大学副総長が駐日欧州連合(EU)代表部ミーティングに出席し、EU各国の駐日大使館教育担当者を前に、本学の進める国際化の取組みについて次のようなプレゼンテーションを行いました。

「早稲田大学は創立以来、政界、官界、経済界はもちろんのこと、文学、芸能、スポーツ界などにも多くの有能な人材を送り出してきました。現在、受入留学生数、外国派遣学生数ともに日本一を誇り、6学部11研究科で英語学位プログラムを展開しています。また、QS世界大学ランキング2015によれば、総合で212位、21の研究分野でトップ200位に入り、QS Graduate Employability Rankings 2016においては世界33位、国内1位の高い評価を獲得しました。このように、早稲田大学は日本でトップクラスの大学であり、世界各地の有力な大学と協定を結び、ダブルディグリープログラムを活用した交換留学の促進や大学院生の共同研究指導体制の整備など、教育研究両面の国際化を推進しています。

早稲田大学は、創立150周年を迎える2032年にアジアのリーディングユニバーシティとして確固たる地位を築くための中長期計画“Waseda Vision 150”を策定しました。4つのVisionを掲げ、目標達成のため13の核心戦略と70に及ぶプロジェクトを実行しています。また、平成26年度スーパーグローバル大学創成支援トップ型(タイプA)に「Waseda Ocean構想~開放性、多様性、流動性を持つ教育研究ネットワークの構築~」が採択されました。世界の先導的な大学と本学が一つにつながり、世界中の優れた研究・教育者と優れた学生たちが自由に往来する場を構築し、地球規模の課題の解決と未来を創造する研究を生み出し、有為の人材を育成することを目指しています。

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そのための方策として、国際的評価が高い研究分野から特に六つのモデル拠点(国際日本学、実証政治経済学、健康スポーツ科学、ICT・ロボット工学、ナノ・エネルギー、数物系科学)を選定し、先行的に支援の集中投資をしております。それぞれの拠点は、ジョイントアポイントメントなどの戦略的人事を実施して知の流動化を図り、共同教育研究を強力に推進するとともに、世界中の教員・学生にとって魅力的な教育研究環境の実現に務めます。6モデル拠点は多数のヨーロッパの大学と協定を結んでいますので、EUの推進するErasmus +やHorizon 2020への積極的な参画などを通して、さらなる関係を強化していきたいと考えています。域内の枠を超えた平和で持続可能な社会を作るためには、ヨーロッパ諸国の大学との連携が不可欠です。」

最後に、橋本副総長は「大学の役割は、社会のニーズに応えるだけではなく、夢を追い続けることです。夢と現実の間には常にギャップがありますが、技術の飛躍的な進歩などにより日々その差は狭まってきています。このまま技術革新が進むと、現実が夢を追い越してしまう日もそう遠くないかもしれません。大学は、夢を現実にするための努力を続けるのと同時に、さらなる夢を見続けるような取り組みを行う必要があります。夢のある未来というのは人類の生命力の源です。夢を与え続けることによって私たちは新しい文化や次の世代を育てることができます。早稲田大学では、そのことを実践していきます。」と述べ、出席したEU各国の駐日大使館教育担当者から熱い拍手と共感を得て、プレゼンテーションを締めくくりました。

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