２０１６年４月１９日（火）、毎年恒例の総長招待祝賀会がリーガロイヤルホテル東京にて開催されました。本会には前年度に叙勲・褒章、各種受賞、企業・団体の代表就任や首長ご当選等の栄誉に輝かれた校友（本学では卒業生を「校友」と呼んでおります）が招待され、今回１０３名が出席されました。また、祝賀会に先立ち、大隈講堂にて開催された「第７回早稲田狂言の夕べ」には、総長招待祝賀会の出席者も招待され、祝賀会とともに狂言もお楽しみいただきました。

 

本学には、約６１万人の校友がおり、これまで各界に多くの優れた人材を輩出してきました。祝賀会において、鎌田総長は「校友の皆様の功績が現在の早稲田大学の発展を支えており、様々な形でそのことが証明されています。QS社（国際的な高等教育専門調査会社。毎年世界中の大学ランキングを調査し、公表している）が昨年末に発表した「QS Graduate Employability Rankings 2016」において、本学は国内1位、世界33位となりました。このことは社会に出た卒業生の活躍が評価された結果であり、ここに改めて深く敬意と感謝の意を表する次第です。本学は自由と創造を最大限尊重する校風の中で、国内のみならず、海外からも多くの学生を迎え、多様なバックグラウンドをもった個性豊かな学生・教職員が互いに刺激し合いながら、学問・研究・文化・スポーツ等幅広い分野で伸び伸びとその才能を伸ばしています。そしてその支えとなっているのは、本日お集まりの皆様をはじめとする、早稲田大学が誇る校友の方々のご活躍であります。この宝を本学はこれからも大切していきます。」と日頃の感謝を述べ、引き続き母校へのご支援をお願いしました。

 

当日、狂言にご出演いただいた野村万作氏（校友）は、2015年度文化功労者として顕彰されたため招待者として祝賀会にも参加され、出席者代表としてご挨拶いただきました。「今でも大切にしている、上に媚びず、下にえばらず、なにごとにもまっすぐに向き合うという姿勢は、学生時代に培ったのだと思っています。」などと、学生時代について懐かしそうに語られました。さらに清田瞭氏（株式会社日本取引所グループ取締役兼代表執行役グループＣＥＯ）にもご挨拶をいただき、「日本経済のために引き続き全力で頑張りたい」と力強いお言葉がありました。