「未来と可能性のある都市「東京」の一翼を担いたい」【先輩たちのキャリア選択】 石渡さん(法学部卒)

自由と多様性の校風で育まれた精神を活かし、
未来と可能性のある都市「東京」の一翼を担いたい

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「自由と多様性」に惹かれて早稲田へ

OBである父に早慶戦へ連れて行ってもらった経験や、「自由と多様性」の校風・伝統に強く惹かれたことから、早稲田を選びました。入学後はバドミントンサークルと法律サークルの仲間たちから刺激をもらって充実した日々を過ごしつつ、学部では主に国際法について学びました。特に、ゼミで他大学の学生と行った国際法模擬裁判において、原告側と被告側に分かれ意見をぶつけ合ったことは強く印象に残っています。 「法律」というと堅苦しさを感じるかもしれませんが、私たちの生活にとても身近なもので、どんな仕事に就いても必要とされる場面があります。現在の私の仕事においても、法律や条例の解釈といった基本的なことから、海外の都市や他県の事例を比較する際の考え方など、法学部で身につけた知識と経験が活きています。

色々な方のお話を聞いて見出した方向性

就職活動をするにあたっては、民間企業就職や地元へのUターンと迷った時期もありました。しかし、サークルの先輩や公務員として働くOBの方々からお話を伺ううちに、住民の方々への日々の行政サービスという面と、オリンピック・パラリンピック招致のような国際的な面を併せ持つ東京都職員の業務に魅力を感じるようになりました。現在は、庁内の業務効率を改善する部署で、ITの推進や民間団体の力を活用した都政の検討などを行っています。都民の方々の声を直接聞く部署ではありませんが、業務改善の取り組みがひいては都民サービスの向上につながることを意識しています。

チャレンジ精神を育んでくれる校風

これから早稲田を志すみなさんの中には、大学卒業後の進路まで具体的に思い描けていない人も多いかも しれません。かつては私もそうでしたが、早稲田の校風が多様な業務に取り組みたいと思うチャレンジ精神を育んでくれました。みなさんもたくさんの人と出会い、いろいろな経験を積みながら、自身の方向性を探してみてください。


石渡 由貴
東京都庁

Profile
広島県・広島大学附属福山高校出身
2012年3月法学部卒業
学部では主に国際法について学び、全学オープン科目で都市づくりについても見識を深める。2012年4月から東京都庁総務局において、行政改革の観点から都庁全体の業務効率化や民間団体を活用した住民サービス向上に取り組んでいるほか、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の事業展開、体制整備にも関わっている。

※掲載情報は2014年度内の取材当時のものです。

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