第885号 Nov.11,1999
■「山野ビッグ・バンド・ジャズ・コンテスト」で3連覇を飾ったハイソサエティーオーケストラのマネージャー
■和田 浩(わだひろし)さん1976年兵庫県生まれ。法学部3年。
「カレッジ・ジャズの甲子園」として毎年ビッグ・バンドに燃える学生の目標となってきた「山野ビッグ・バンド・ジャズ・コンテスト」。このコンテストで今年で三年連続の最優秀賞を受賞したハイソサエティーオーケストラ。
"ビッグ・バンド"とは、サックス五人、トロンボーン四人、トランペット四人、ドラム、ベース、ピアノ各一人の十六人編成のバンドのこと。コンテストでは、ハイソOBの吉田治さんアレンジによる"Snakes"、神尾(かんお)修さんアレンジの"Eider down"、アメリカの学生バンドの演奏をコピーした"My favorite things"の三曲を演奏した。「ベストテイクになったと思いましたが、連覇を意識していませんでした。スタジオ練習をしていて、他のバンドの演奏もあまり聴いていなかったので、自分たちで良い演奏ができれば良いと思っていました」と語る。和田さんが担当するのはトロンボーンで。「地味なセクションですが、四人が吹いた時、セクションがハモるのが嬉しいです。ビッグ・バンドはアンサンブルが大切なので、周りを聴いて合わせることを考えていますね」
「ハイソサエティーでは、合奏の練習が月・木・金ですが、次の合奏までに譜面をさらってくるのが暗黙の了解になっていて、普段も毎日記念会堂横の"音楽長屋"で練習しています」。今の自分の生活の九割をハイソに注ぎ込んでいるということからも、その意気込みが窺える。
この大会の他にも、昨年十二月浅草アマチュア・ジャズコンテストや群馬県太田市の太田市ビッグバンドコンテストに一昨年に続き優勝している。しかし、現在の悩みは人材不足だという。「やる気のある人なら誰でも歓迎です。どこよりも上手くなれます」と常時メンバーを募集している。
「主な活動としては三月のリサイタルと、この八月の『山野ビッグ・バンド・ジャズ・コンテスト』ですが、それ以外にも九月のビッグ・バンド六大学(早稲田、慶應、中央、明治、日本、法政)によるコンサート、十二月に大阪大学のビッグバンドと一緒に行うライブなどがあります。月に二、三本の仕事もやって、部費を捻出しています。仕事のレパートリーは五十曲位です」
「クラシックも聴きますが、ジャズでは自分の好きな演奏はJ.J.ジョンソン、カール・フォンタナ、フランク・ロソリノで、彼らから影響を受けてると思います。将来のことはまだ何も考えていませんが、ハイソを引退しても他のバンドをやってると思います」と和田さん。これからも素晴らしい演奏を聴かせてほしい。
最後に「十二月二十三日のライブ、三月五日の九段会館でのリサイタルにぜひお出掛けください」と和田さんからのメッセージである。
■大阪大学とのジョイントライブ
【日時】12月23日(木)17時開場、18時〜21時。
【会場】吉祥寺 スターパインズカフェ
【料金】2,300円(ソフトドリンク付)
【問い合わせ先】和田浩 TEL090(8450)9746