山梨のほうとう

政治経済学部3年 木曽 路子さん

材料(4人分)

  • ほうとう麺 .. 520g
  • カボチャ .. 1/4個
  • ジャガイモ .. 3個
  • ニンジン .. 1/2本
  • 大根 .. 3cm
  • 白菜 .. 6~8枚
  • 長ネギ .. 1本
  • 油揚げ .. 2~3枚
  • シイタケ .. 4個
  • しめじ .. 1パック
  • 豚肉切り落とし .. 200~300g
  • 味噌 .. 大さじ5~6
  • 市販のカツオ顆粒だし .. 大さじ2
  • 水 .. 8カップ

レシピ

  1. 油揚げは短冊切り、シイタケは石づきを根元から切り落とし細切り、長ネギは薄く斜め切りに。他の野菜、肉は好みのサイズに乱切りにする。
  2. だし汁を入れた鍋に、硬い野菜から入れ、さらに豚肉を加えて柔らかくなるまで煮込む。
  3. 油揚げと味噌半分の量、ほうとう麺を入れ、弱火で半透明になるまで煮込む(10分ぐらい。鍋底が焦げ付くので麺が切れないようにかきまぜる)。
  4. 残りの味噌を加えて味を調え、最後に長ネギを入れ数分煮込む(お湯でとろみを調整するとよい)。
 

山梨のほうとう
カボチャのβ-カロテンは皮膚や粘膜の健康維持を助けます
▲カボチャのβ-カロテンは皮膚や粘膜の健康維持を助けます

味噌はおたまの中でよく溶かしてから入れます
▲味噌はおたまの中でよく溶かしてから入れます

 

 Story

 山梨といえば、桃やブドウといった果物が有名ですが、他にもおいしいものがたくさんあります。2010年に開催された「第5回B-1グランプリin厚木」で、ゴールドグランプリを獲得した庶民の味「鳥もつ煮」、高級品の「アワビの煮貝」などはご存じの方もいるかもしれません。そうした数ある山梨の名物の中でも、今回ご紹介するのは今の季節にぴったりな心も体も温まる「ほうとう」です。

 「ほうとう」は農林水産省の「農山漁村の郷土料理百選」の一つに選ばれるほど山梨ではどこの家でも食べられている家庭料理です。小学校の給食では冬至の日の定番メニューになっています。

 「ほうとう」は小麦粉を練り延ばし1cmぐらいの幅に切った平麺を、野菜とともに味噌仕立ての汁で煮込んだシンプルな料理です。味は群馬県の「おっきりこみ」や埼玉県の「煮ぼうとう」などの醤油味と違い、愛知県の「味噌煮込みうどん」に近いようです。ただ土鍋などの卓上で使用する鍋ではなく、シチューを作るような大鍋で野菜(必ずといっていいほどカボチャが入っている)を煮込むので、とてもまろやかな味噌味に仕上がります。

 あの戦国時代の武将「武田信玄」も陣中食として栄養たっぷりの「ほうとう」を食べ、英気を養い戦に挑んでいたようです。「ほうとう」はとても簡単に作れます。みなさんもぜひ召し上がって、この寒い冬を乗り切ってください。
1268号 2012年1月19日掲載