学生注目!

「NRI学生小論文コンテスト2011」優秀賞受賞
~留学の集大成と新たな決意~

国際教養学部4年 杉野 浩史
法学部3年 岡田 光太郎

 2011年11月、私たちの共著小論文が、株式会社野村総合研究所の主催する「NRI学生小論文コンテスト2011」で優秀賞を受賞しました。この論文コンテストは、これからの時代を担う若い学生に日本の未来を考える機会を提供するために、同社が毎年開催しているものです。2011年の大学生の部のテーマは、「2025年、新しい“日本型”社会の提案」でした。

 シンガポール留学中にこのコンテストをネットで見つけた私たちは、それまでの留学生活を通して考えたことをまとめて、日本の社会人や評論家の方々に評価していただく絶好のチャンスだと思いました。よく議論をしたり、後述するプロジェクトに一緒に取り組んでいた私たちは、迷わず共同で応募することに決めました。

 この論文で私たちは、新しい日本社会の形として「移民送出・受入社会」を提案しました。それは何より、優秀な人材が行き来するシンガポールに1年以上身を置いた私たちの率直な実感をもとに考え出した構想です。大量の移民の往来は、もちろん弊害も少なくないのですが、とにかくこのままでは日本はますます衰退してしまうのではないか。そうならないために、シンガポールや他の移民社会の利点をなんとか日本にも取り入れられないかという問題意識から、2人で調査・議論を重ねて日本の理想の社会像を練っていきました。

 「優秀賞」という栄誉ある賞をいただいた私たち2人は、これを単なる理想論に終わらせてはならないと決意しました。移民社会を実現させるには、まず企業や日本人一人ひとりにそのメリットを理解してもらうことが肝要です。私たちはシンガポールで出会った他大学の仲間と共に、BizAsia Japan 2011という「起業」をテーマとした学生交換プログラムを創設しました。興味のある方は、グーグルやフェイスブックで検索してみてください。

 この度の優秀賞受賞は、留学先での経験やこの企画に対する大きな自信につながりました。表彰式では、社員や審査委員の方々から貴重なご意見もお伺いできました。また他の受賞者の方々も意識の高い方ばかりで大変刺激を受けました。次回は皆さんも挑戦してみてはどうでしょうか。

表彰状を手に喜びを表す! 左が杉野さん、右が岡田さん
▲表彰状を手に喜びを表す!
左が杉野さん、右が岡田さん

 
1268号 2012年1月19日掲載